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絵本のような世界…かと思いきや

メイドインアビス」という作品をご存知だろうか。

原作はつくしあきひと氏によるマンガで、竹書房から発行されている。

2017年にはアニメ化され、大きな人気作品となった。

「まるで絵本のようなタッチの絵を描く」と自称するとおり

ファニーな外見のキャラクターは、実に愛らしく

とてもまったりとしたマンガなのだろうなと想像されるであろう。

世界観も独特で、一瞬で引き込まれてしまった。

現在、全国劇場で総集編前編が公開中。


劇場版総集編メイドインアビス【前編】旅立ちの夜明けPV

 

独特の世界観と冒険の厳しさ

 

まずストーリーを説明しよう。

とある島に、大きな穴(アビス)が発見され、その中には失われた文明の遺物が多く眠っていた。

それを求めて多くの探掘家がその周辺に集まり、町が形成されていった。

本作品では、その町の孤児院で生活しながら一人前の探掘家を目指す元気な少女・リコの

日常から始まる。探掘家として見習いの「赤笛」であるリコは、同じ孤児院の友人と

探掘に出ている最中、ロボットで記憶を失っている男の子レグと出会う。

腕を伸ばしたり、尋常でない頑丈さなど不思議な能力をレグを、リコは持ち前の探求心で

孤児院に引き取ることに成功し、楽しい生活を過ごす。

そのような中、最も優れた探掘家の一人「殲滅のライザ」の白笛が揚がる。

ライザはリコの母親であり、白笛とともに「アビスの底で待つ」という

メッセージも添えられていた。それを見たリコは、このメッセージこそ

自分に宛てられたものだと確信。レグも失われた記憶がアビスの底にあると

考え、二人はアビスの底を目指す。

 

危険があっても止められない未知へのロマン

 

この作品は、愛くるしいキャラがゆるく冒険をするっていうものが魅力なのではない。

実はアビスには深く潜っていけばいくほど、生物が狂暴に、狡猾になるため

人間などはあっという間にエサになってしまうし

深層に潜るだけなら問題はないが、そこから少しでも上がろうものなら

上昇負荷がかかり、あまり深いところから上がると生命に関わるレベルになる。

つまり、冒険の厳しさも余すことなく描かれている点にギャップがあり

それでもアビスに惹かれる心情というものが共感を集めているのだ。

何より背景が実に美しく、またそれにBGMがマッチしていることが

大きい魅力である。危険があるのは重々承知、それでもまだ見ぬものを見たい!

そういうものに我々は惹かれるのだ。

本作品では、そういう冒険のロマンと厳しさ、そしてそこに挑み続ける人々の

ドラマ、そこに留まらざるを得なかった人々の物語が描かれる。

「ちょっと、海外にでも行きたい」そんな気持ちになった。

探求心が欲しい、そんな方々はぜひ。


TVアニメ「メイドインアビス」PV第2弾