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記念日って一体なに?

さて、当社では◯月◯日は△△の日
と話題に上げさせていただくことが少なくない。
もちろんそれは歴史上の日付けを元にしていることが
多いのだが、あまり関係のないこともある。
例えば3月3日は「耳の日」、3を「み」と読み
3の数字が耳の形に見えなくもないから、そうなっている。
では、それらは勝手に名乗っているだけなのだろうか。


実は、これを記念日として登録する機関がある。
知る人ぞ知る、一般社団法人日本記念日協会である。
そこで7月7日だけでも
・笹かまの日・・・宮城県蒲鉾組合連合会による。七夕は笹の節句ということから。
・ポニーテールの日・・・ポニーテール部による。浴衣にはポニーテールが似合うことから。
・アルティメットの日・・・日本フライングディスク協会による。世界大会の開催日だとか。
・赤しその日・・・三島食品による。しその収穫期と、紫蘇と七夕伝説をかけているとのこと。
・カルピスの日・・・カルピス株式会社による。1919年の今日にカルピスが誕生したため。
・びっくりぱちんこの日・・・京楽産業による。7は縁起の良い数字のため。
・メリーのサマーバレンタインデー・・・メリーチョコレートカムパニーによる。七夕伝説があるため。
恋の日・・・ユニバーサルミュージックによる。08年7月2日リリース「恋のうた」にちなむ。
・恋そうめんの日・・・三輪そうめん山本による、奈良県ではそうめんを食べて
無病息災を祈願する風習があるのだとか。


と、後半はわけがわからない状況になっている。
解説されて、なるほどと思う半面、解説されないと
わからない日が多い。
この記念日の登録は、同協会に申請後、審査の上登録される。


さて実は、この日本記念日協会にライバルが出現した。
一般社団法人日本記念日評議会である。
2013年4月に設立された、新しい団体で
理事長の又吉教太氏は、陸上自衛隊や警察官を経て
株式会社ドワンゴや株式会社キャリアデザインセンター勤務。
その後、同評議会を立ち上げたという経緯を持つ、異色の人物だ。
すでに、記念日協会があるのになぜ評議会を・・・?
と気になるところではある。
いずれにせよ、公的機関ではないので注意が必要だが
おもしろい試みではある。