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産経が空港のガルパン活用を批判、逆に叩かれる事態に

産經新聞web版の9月16日付msn産経ニュース
「【いばらき応援倶楽部】「ガールズ&パンツァー」 人気に頼らず新アニメを」
と題された記事が掲載された。同記事によると
ガルパン大洗町地域活性化に役立っていることを
強調し、商店街の人々もそれを歓迎していることを紹介しつつ
ガルパン人気が大洗町以外にも波及している現状を掲載している。
ここまでは通常の報道記事と変わらない。
ただ、茨城空港ガルパンを活用したスタンプラリー企画に話が
及ぶと、「何でもガルパンというのは、ちょっと頼りすぎでは・・・。」
とチクリ。さらに、持論を展開する。それがまた意味不明だ。
「ご当地アニメがヒットすれば、その地をファンが訪れるのだから
他人まかせでなく、自分たちでガルパンに続くアニメを企画するのも
いいだろう。
たとえば、女の子のグループがドラマ「水戸黄門
ご一行のように県内44市町村を漫遊するオリジナルアニメはどうか」
としている。
締めくくりに
「各市町村漫遊アニメができることを願って、ガルパンに頼っている茨城、40点!」
と書いている。


これに対し、大洗関係者やガルパンファンからは
怒りの声が殺到。
ガルパンの「聖地」の一つで、大洗のまちづくりにも取り組む
「肴屋本店」のツイッターでは
「某誌の記事に関しては、主張したいことはわかります。
が、現地の取材に来ていないのがバレバレなこと、対案で
出してきた企画が痛すぎることが残念!
しかも紙面の茨城版1/4スペース使って
主張することでもないように思いますが・・・・
今度ゆっくりこの記者とお話がしてみたい」
とその残念な思いを語っているほか
製作の水島努監督も
「記事読んだ。そこまでいうなら水戸黄門アニメ立ち上げてちゃんと出資しろよ、産経新聞。」
と怒りのツイート。
さらにファンの間では「(産経の記事は)大爆死の発想」「ガルパン見てないだろ」
と記事を書いた今仲記者への批判が相次いだ。


この記事が言わんとしていることは
ガルパンに頼りすぎるな」ということだが
書き方が非常に悪い。アニメーションの製作がいかにリスキーなのか
ガルパンが大洗に受け入れられるまでの過程と、関係者の尽力を
知っていれば、このような記事を書けるわけがない。
さらに前提として、「ガルパンに頼りすぎているといえるか?」
という話にもなる。茨城空港は国際便が就航している地方の中核空港である。
そこへガルパンがタイアップすることは、極めて高いハードルがあるのだ。
そこをあえてタイアップに踏み切ったというのは、空港だけでなく
ファンや製作側とのシナジー効果が期待でき
多方面にとってプラスなのである。


今仲記者が、なぜ「新アニメ構想」を打ち出したかは謎だが
問題は、「ガルパン効果を長期化するための方策」もしくは
ガルパン終了後のリピーター確保」であり
新アニメ構想はいささか安直すぎはしないだろうか。
アニメというのは、何が当たるのか未だにわかっていない。
大ヒット作の陰には埋もれた作品が多数ある。
まさに「一将の功なりて万骨枯る」の世界なのだ。
従って、制作会社は常にリスクを負っているのであり
産経の記事に水島監督が激怒したのも当然である。
どういう意図で書いたのかも謎だが、新聞社としての品格が
疑われる記事であることは間違いない。