白雉日報社公式ブログ

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茨城空港がガルパン一色に、運営に課題も

大洗にいる時、常に気を配っていたのは台風であった。
この時、台風18号は四国沖を北東に向かっていたため
どう考えても直撃コースであった。
だが、大洗は綺麗な晴れ。カラッカラに暑い日だった。
そんな僕は、町の天然温泉「潮騒の湯」を満喫していた。
潮騒の湯は、化石海水というもので、地下に堆積している
太古の海水を汲み上げている。そのため、温泉は海水のように塩辛く
スベスベしているのが特徴だ。
塩分を大量に含んでいるので湯冷めしにくく、殺菌作用もあるので傷の治りも早いという。
ここは露天風呂があるが、そこからすぐそばが砂浜になっているため
簾で覆いがしてあって、実は展望にはなっていないのだが、気持ち良かった。
ジェットバスやサウナなどの設備もあって、なかなか広い。
温泉好きにはたまらない施設だった。また来たい。
あまりにリラックスしすぎて、写真を撮るのを忘れてしまった。申し訳ない。

お次は茨城空港である。実は、茨城空港は北関東で注目すべき空港だ。
5月、スカイマークが茨城―沖縄便を就航させ
12月には茨城―ヤンゴンミャンマー)便が就航予定。
将来的には、仙台空港のライバルになり得る空港だろう。
そんな茨城空港だが、実は目的は別にある。
茨城空港は、大洗町から下道を通って1時間弱程度。僕の場合、道に迷ったから
1時間以上かかったが。
今や北関東自動車道茨城空港北ICがあるので、アクセスが大分良くなった。
とはいえ、空港自体はそれほど大きくない。はっきりいって仙台空港より小さい。
なので、空港のある小美玉市では空港に隣接する約2.5ヘクタールの区域に
「空の駅(正式名称:小美玉市地域再生拠点施設)事業」を構想中だ。
小美玉市を中心とした茨城の魅力発信や、観光客との交流スペースなどを設ける。
空の駅は延べ床面積が約2000平方メートル、物販施設やレストラン、多目的施設などを
設置するほか、延べ床面積約1000平方メートルの加工施設も併設するという。
開業は2014年春を予定。
http://city.omitama.lg.jp/5263.html


それはともかく、空港にやってきたのは
ガルパンが絡んでくる。実は空港では10月31日まで
ウサギさんチーム応援スタンプラリーを実施中なのだ。

入り口にはさっそく一年生がお出迎え。
何でウサギさんチームなのかというと、チームの山郷あゆみが小美玉市出身という
設定のため、この企画が立ち上がったという。
そのため、平日・土日を問わず空港にはガルパンファンが詰めかけている。

あんこうチームの5人と、4号戦車のパネルもある。
何か阪急交通の待ち合わせ場所になっていたぞ。
スタンプラリーとはいえ、小さい空港なので全部集めるのに30分もかからないと思う。

空港の中にはサンクスが入っていて、レジの脇に大野あやが。
サンクスはガルパンの協賛に入っているから、やりやすいのかな?

でっけえ!!実に長さ4メートル。
まったく興味ない人も、それほど引いている様子がない。
多分…くまモンと同じ立ち位置に見られているんだと思うけどね。
しかし、このようなフレキシブルな対応は実に良いことだ。

澤ちゃんのパネル。この絵柄は…いいね!
後ろの方にマッサージチェアが置いてあって、リラックスできる。
こういうのがあると、うれしいな。


さて、この茨城空港のターミナルビルを運営しているのは公益財団法人茨城県開発公社。
すなわち、茨城県の外郭団体である。
現在の理事長が茨城県からの天下りで、副理事長も県の企画部長。
常務理事も企業局からの天下り
財政状況などは、仙台空港と実に似通っていて、単純に黒字といえば聞こえはいいが
決算書類を見ていると、そのメカニズムもわかろうというものである。
では、茨城空港は民営化するのか?
というと実際、茨城空港利用促進等協議会ではその話も出ているようだが
基本的には、具体的に決まっているわけではないようだ。
茨城空港活性化のためには、民間の知恵を入れ、人が集まる仕掛けを
さらに推し進める必要があると思うが、どうだろうか。





ちなみに、空港内にはなぜか韓国ショップがある。
普通、空港にはその土地の土産物を売るものだと思うが
なぜ韓国ショップがあるのだろう?
しかも、茨城―ソウル便は運休しているので、今や韓国ショップは何ら関係ないはずである。
腑に落ちないというか…意味不明な存在だ。