白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

日本初、新しい形態のREITが運用開始

証券業大手の株式会社大和証券グループ本社(東京都千代田区、日比野隆司社長)は19日
2012年12月25日に設立した「大和証券レジデンシャル・プライベート投資法人」の
運用を開始したことを発表した。
これは、同社の子会社である大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社(東京都中央区
が運営を行うもので、オープンエンド型非上場投資法人
住宅に特化した同形態では、わが国初の投資法人となり
東京などの首都圏や大都市圏における賃貸住宅、特に小型住宅や
シングル向けワンルームなど、コンパクトな物件を対象に投資を行う。
現在、取得物件数は12、234億円で、同社では
「グループの経営資源を投入し、投資対象物件の探索、
投資主の拡大、金融機関からの借入等、大和証券レジデンシャル・プライベート投資法
人の成長を全面的にサポートして参ります」としている。


震災需要や、新生活の時期と相まって
住宅への投資が相次いでいる。例えば、ケネディクス
これまでオフィス特化型の不動産投資を行っていたが
12年にはケネディクス・レジデンシャル投資法人を設立。
東北では特に住宅物件が不足しており、ここぞとばかりに
資金が流入しているのが現状だ。
さらに、アベノミクスの影響で、株価も上昇し
機関投資家をはじめとして、投資マインドも大幅に積極的になっている。
「世界的に金は余っているが、投資先を探している状態」とは
よくいわれているが、折からの株価や不動産価格の上昇に
ようやく安定した投資先を見つけられたようだ。