議員と後援会組織
今日は晴れ、やや冷える。
というて、日常に書くことがありすぎて
何を話題にしたら良いやら…。
最近、保守系団体がやたらいろんな会を立ち上げたりしているが。
いかんせん、同じ面子なのがよろしくない。
市議や県議も何人かいるので、そこらへん影響力はあるんだろうけども
それはあくまで、議会のみだ。例えば市議なら市議会、県議なら県議会。
彼らに働きかけて、請願だ何だとやる動きもあるんだが
それを批判する人もいる。曰く「無理に紹介議員にして議会で潰されたらかわいそうだ」とのこと。
当然、議員には後援会がいて、その中には保守活動を危惧する人もいる。
そういうしがらみの中で、議員は活動を制限されていくのだ。
しかし、一つのモデルケースがある。
荒川区の小坂英二区議だ。彼はまだ30代で新進気鋭の若手議員なんだが
安定した得票で定評がある。かくいう僕も、仙台においでになった時たまに
お会いする程度なのだが、すっかりファンになってしまった。
彼は、まず行動なのだ。そして軸がブレない。
さらに、後援会の顔色をうかがって、活動自粛したりってのをしない。
自分の信念に従って、それに賛同した人々が後援しているような状況。
もちろん、まちづくりにもしっかりと取り組んでおられるので、地域の人々も安心だろう。
後援会というのは本来、かくあるべきではないだろうか。
どっかの議員が引退するからって、その地盤を引き継いだら
後援会まで引き継ぐ、その後援会は議員を応援しているつもりだろうけど
その実、足を引っ張っていることに気付くべきだ。
議員も議員である。後援会の支援が欲しいからといって、その顔色をうかがうことは
やめるべきだ。まず、立候補者が自分の考えと具体的なプランを提示し
それで賛同が得られなければ、支持など断ればいい。
そんなもんで当選したところで、満足な議員活動などできるわけがない。
地盤、看板、カバン。この3つこそが、わが国の政治をここまで腐らせてきた原因の一つなのではないだろうか。