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北海道で石油産出、資源大国なるか?

資源開発を手掛ける石油資源開発株式会社(東京都千代田区、渡辺修社長)は
北海道苫小牧市で掘削を進めていた勇払油ガス田の北部で
原油の産出に成功したことを報告した。
産出したのは、勇払油ガス田北部の「あけぼのT1構造」。
そこで2013年2月から、探掘井を設定していたが
2050メートルの段階で、産出テストを行ったところ
日産220キロリットル、天然ガス4500平方メートルの産出に成功したという。
同社では、12年にも別の探掘井で原油250キロリットル、天然ガス5000平方メートルの
産出に成功しており、今後事業化に向けて精査を行っていくとしている。


わが国の本土で大規模な油田が産出されるのは誠に喜ばしいことだ。
とかくエネルギー問題となると、カントリーリスクが伴うもので
イラク戦争などはまさに資源をめぐる戦争であったといっても過言ではない。
そんな中で、自前の油田、ガス田を持つことができるのは
対外依存を軽減する上で大きく貢献するものだ。


意外にも、わが国には油田やガス田の存在が知られていて
有名なのは秋田県の油田だったりする。
ただ、大規模に開発されないのは、やはり事業ベースにのらないのが大きい。
わが国周辺ではレアアース(希土類)などの存在も確認されつつあり
「資源のない島国」のレッテルが剥がれる日も遠くはなさそうだ。