酒と花見
今日は晴れ、やや暖かい。
もうまもなく、桜前線が県内にもやってくる。
お花見のシーズンはちょっと遅れ気味のようだが
桜はいいものだね。とても美しいよね。
花見も当然いいものだが、首都圏のほうではマナー違反が目立つという。
酒が入って、タガが外れてしまってどうでもよくなっちまうんだろうが
きちんと片付けてから帰れよ。
俺もよく、家飲みとか、或いは外で飲んだ時は店を除いて
きちんと片付けて帰ったもんだ。酔っていてもそこだけは
やらなきゃって気持ちになるんだよな。
あー、泥酔状態のやつはどうしようもないけど
そこまで酔っ払うってどうよ。俺も結構酔うと酷いけどさ
意識がなくなるまで飲んだりはしない。なぜかといえば
ここまで酔えば十分だ、みたいな信号が働くんだよな。
もう顔が真っ赤になって、それはもうゆでだこみたくなる。
そこまで来たら、ペースをだんだん落としていって
店から出る頃には、ほろ酔い気分のまま気持ちよく家路につくというわけ。
『晏子春秋』にも似たようなことが書いてあって、晏子が景公を諌めたシーンがある。
斉の景公のことだが、彼は酒が大好きでとてつもなく飲んだらしい。
話は逸れるが、景公が5日にわたって酒を飲みまくった話。
重臣が「もっとお飲みください。紂王も桀王も酒を7日間飲みました。あと2日ですぞ」
と冗談めかして言ったところ、景公が酒を飲む手をピタリと止めて
「すると、わしは滅ぶのであろうか」と聞いた。
「亡びません。天下には周公旦も文王もおりませぬ。つまり紂王と桀王しかいないのですから
どうして亡びましょうか」
といったという。
酒に飲まれることはしたくないものである。
今日はずっと記事書いてた。