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進む諸外国のイラク進出

国民議会選挙が行われたイラクでは、今でも自爆テロが頻発しており
大変危険な状況。
ところが、である。世界の企業はイラクに進出を進めている。
当然、イラクに進出するということは、店舗・オフィス・工場など
施設が必要になる。そうすると現地の人々の雇用も創出できるだろうし
所得が増えることで、内需が増える。国内経済が活性化するという仕組みだ。
ちなみに、日本では豊田通商が変電施設の受注を受けているだけで
他の企業はまだ進出していない。
中国と韓国は結構進出が続いていて、例えばLG電子が支社を設立したり
サムスンが工場作るというてたりしている。
日本企業の進出が遅れているのは、現地の安全性の問題がある。
イラクは発展途上にあり、対イラク債を100%削減した国には
油田採掘の優先権を与えるそうだ。そんなわけで、90億ドルの債権を放棄した
UAEをはじめ、数カ国がこれに応じているが
そのほかにも、企業に対しては免税措置を講じたり、いろいろな面で
歓迎されている企業誘致だが、そんなイラクに行きたがらない理由は
まだ治安が安定していないことにつきる。
一方、韓国や中国はそれほど安全意識が高いわけではないから
どんどん進出する。
イラクの復興のため、これからのビジネスのためには進出するのが
いいのだろうが、安全が第一と考えると難しい問題だ。