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王子製紙から敵対的TOB(株式公開買い付け)を受けている北越製紙は23日
TOBに応じない意向を示した株主の保有株数が過半数を上回ったことを明らかにした。
王子は50%超の株式を買い付けた上で北越を完全子会社化する計画だったが
今回のTOBは成立しない可能性が高まった。(時事通信)
やっぱりこうなってしまいましたか。
さて、王子製紙は北越製紙が三菱商事と製紙業界を味方に
つけたことに注目しなければなりません。
次のステップとしては、王子製紙はTOB価格を引き上げるしかない。
そうすれば信託あたりは売りに走る可能性がある。
ところが、三菱と製紙業界を敵に回してまで
子会社化するメリットがあるのかどうか
考えてみる必要があるでしょう。