白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

自分を変えて、前向きにする組織論!

最近、党の周りで有象無象の騒ぎが起きてしまっている。

全くもって党の失策としか言いようがなく、役員の末席を汚す立場として

党員・支援者の皆様にお詫び申し上げる。

内容自体は非常に下らなく、巻き込まないでくれと心から言いたいほどだ。

 

人に変わってもらいたければ、まず自分が変われ

 

さて、前述の件とも関連があるのだが、先日兵庫県本部で

講演をさせていただいた。兵庫県本部と大阪府本部の良い関係を

見ることができ、僕自身満足している。

そこで僕がお話をさせていただいた中で、特に強調したいのは

「人に変わってほしければ、まず自分が変われ」

ということである。特に役付の方にお願いしたのであるが

わが党も大所帯になり、今後議員も定期的に輩出していくこともあろう。

もちろん、人に動いてもらう「マネジメント」も必要になるということだ。

わが党としても未知の世界に突入するということであり

それはつまり組織が成熟した政治団体、政党へと変化していくことである。

そんな時に、役付の人が昔からちっとも変わらないで

いるのは非常に問題である。

役付として失格とさえ言える。

なぜなら、変わらない人は現状に満足しているからである。

わが党はハングリー精神を持ち、常に多くの方が活動をされている。

それに胡坐をかいて偉そうにしていて人がついてくるわけがない。

地道に活動している方々のことをよく見て、自分も変わらなければならない。

自分が変われば、周りも変わるのである。

それはつまり、組織を変えることでもあるのだ。

現状に不満を言う人はまず、自分が変わる努力をしたかどうかを考えてほしい。

 

自分が変われば組織が前向きに!

 

そこで僕は、自分で自分自身をまず変えてみた。

一つは、怒ることを止めた。この怒るとは、政治への怒りではない。

公憤は大いにあって良い。これは自分自身だけではどうにもできないからである。

だからこそ人は政治団体を作り、自分たちが正しいと思う政治を実現していくのだ。

しかし私憤は、自分自身の問題である。

幸いにも人は、感情があり、言葉があり、コミュニケーション能力がある。

簡単な話で、そのコミュニケーションの中から怒りを選ばなければ良いのだ。

自分が怒りを選択し、相手も怒りを選択すると必ず絶縁するに至る。

それだけならまだ良いが、相手は必ず復讐の機会を探る。つまり敵になるのである。

だが怒り以外の選択肢をとれば、それはまだ修復可能である。

僕は、それこそ疑心暗鬼に襲われたこともあったが、これではいけないと考え

人との接し方を変え、自己評価を変えた。

具体的には、「役職ごとに職掌は違うとはいえ、人として意識の上で対等である」

と考えて接するようにした。

すると、あれほど他人を疑い、恨んでいたことがどれほど辛いことであったかを思い知った。

自分でもゆとりが出てきて、今ではいろいろ工夫をするようになり、非常に楽しい。

もう一つは、「他人は自分の思い通りにならなくて当たり前である」という意識。

他人は自分の人生を生きているわけではないし、他人に何かを期待をするのは

自分の勝手な評価である。「何でお前はこんなこともできないんだ!」と怒鳴る人は

実に身勝手である。かくいう僕も、選挙対策で「全戸訪問やるべし!」と呼びかけても

実際にやる人はほんの少数であった。その時はガッカリしたものだが

当たり前である。選挙の候補者は僕の人生を歩んでいるわけではない。

従って流儀はその人次第である。僕はあくまで助言に留めておくべきだった。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲むのは馬自身である」という

言葉があるように、実際に何を選択するのはその人なのである。

だから僕は、何かタスクをお願いする時に、基本的にやり方はその人に任せた。

すると、いろいろと考えてくれる人が出てきた。

「これをしたいがどうだろう」「これについて話し合いたいからちょっと来てくれ」

もちろんオーケー! 僕の権限内で許可するし、伺います!

もしできない時はきちんと理由を説明して納得してもらう。

組織はこれをしっかりやるだけで前向きに進んでいくのである。

人は過去に生きているわけではない。今ここを生きているのである。

だから今ここで判断できるものを判断すれば全然違う。

東北地方の党員の皆さんには気持ちよく動いてもらえていると良いなと

常に考えているし、そのためには自分が変わっていかなければと

毎日精進の日々だ。

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フロイトユングと並び心理学の大家とされるアルフレッド・アドラー

僕が変わるきっかけとなった、「アドラー心理学」は数年前にヒットしたが

胡散臭い自己啓発がまた流行ってんのかくらいの認識だったので

その時僕は歯牙にもかけなかった。今実践してみて、本当に良かったと思う。

ルフレッド・アドラーの心理学の書籍は多くあるから、ぜひご参考にして

いただき、いいとこ取りしてもらえれば幸いだ。