選挙ボランティアをやる理由とは?
僕の地元の議員で、いつも公私ともにお世話になっている方が
こんなことをSNSで投稿していた。
なぜ人は選挙のボランティアをするのか?
一つ目は選挙事務所にはパワーがみなぎっているから。
人の集まるところには不思議なことにいろいろな魅力が集積
していきます。
二つ目は、熱心に取り組むほど、自分が成長するから。
自分とは違う分野で活躍している方と知り合うことができ
仕事のやり方や雑談の中で新たな価値観を学ぶことができる。
三つ目は、政治が身近になり、社会を変えられる実感が沸く。
自分自身も政治に関心を持ち、世の中の仕組みを知ることができる。
けだし、至言といって良い。
選挙ボランティアは自分自身の成長にも繋がる
僕も多くの選挙事務所を手伝ってきたが
確かに、選挙事務所は自然と人が集まってきていた。
もちろん、候補者や運動員が普段からいることはほとんどない。
だが不思議なことに選挙事務所に人が集まるのはなぜかといえば
やはり何かパワーといおうか、そこに行けば何かが得られるという
期待感があるからなのだろう。
政治離れなのに選挙ボランティアは変わらない?
今や衆院選であっても投票率は5割程度である。かように政治離れが
進んでいるというのに、選挙ボランティアに勤しむ人は不思議と
ある程度の人数がいらっしゃるのである。
もちろん、支持している政党の政策実現のため、という側面もあろう。
だが、自分自身の成長にも寄与するから、という面も確かにある。
ポスティングや対話をすることにより、その地域の傾向や
年齢層などを知ることができる。こういった経験はその後に生きる。
僕がポスター張りやポスティングを喜んでやるのは、その側面が強い。
役職者だからと上から指示だけ出すのは性に合わない。
(ちょうど「青天を衝け」で栄一が同じことを言っていたが、我が意を得たりである)
大体弱小政治団体ってのは小回りがきく柔軟さこそ武器になる。
めんどくさかろうと、仕事を選ばず進んでやることが自分の成長なのだと
僕は思っている。
選挙ボランティアをやった理由など、リサーチしてまとめてみれば
学術的な研究に資することができるだろうか。