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競馬と保守主義は並び立つのか?

先日、とある競走馬生産牧場からDMが来て

ありがたい励ましのお言葉を頂いた。

全く政治的意図は想定していなかったので、びっくりした。

いやはや、まさか保守思想の持主でいらしたとは。

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DMをいただいたときは思わず声が出てしまった

競馬というと、いかにも在日か帰化したオーナーが多いと言われている。

有名なところでは、「サクラ」の冠名で有名な「さくらコマース

「ダイワ」の冠名で有名な大和商事の経営者などはよく知られている。

もちろん、僕自身は純粋に馬が好きだから、在日だろうと何だろうと関係なく

見ているんだが、こういう事情もあり

勝手に競馬自体、保守思想の人は少ないのではと思い込んでしまっていた。

それについて声高に主張したわけではないが、浅慮であったと思う。

牧場関係の方々に申し訳ない気持ちだ。

 

実は保守思想と親和性が高い競馬

 

しかしよく考えてみれば、そもそも競馬の成り立ちはわが国の畜産振興が

根底にある。さらには、公営ギャンブルであり、天皇賞では天覧レースが

催されることもあるわけだから、保守思想と親和性は高いのである。

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2012年天皇賞秋で、天皇皇后両陛下に下馬の最敬礼を行うM・デムーロ騎手

メジロ」の冠名で有名なメジロ商事(メジロ牧場)は、代々天皇賞制覇を

悲願としてきたし、「日本ダービーよりも天皇賞の盾が欲しい」というオーナーも

いるほどで、実際僕が調べた限り、天皇賞の勝利馬で故障や病死などを除いて

廃用、つまり消息不明になった競走馬はいない。

それほどまでに天皇賞の権威というのは、競馬業界においては高いのである。

とはいえ、今やメジロ牧場シンボリ牧場など時代を席巻したオーナーは

次々と姿を消し、代わってクラブ法人が台頭してきた。

時代が変わったとはいうが、ちょうどメジロやシンボリが衰退したころ

僕は競馬を離れていた時期だったので、そのあたりの事情はよく分かっていないが

競馬業界にどんな変化が起き、どんな課題があるのか、ぜひ掘り下げて調べてみたい。

わが国の競馬の在り方、そもそもの目的に立ち返る必要があるのかもしれない。