長崎原爆投下、純粋に慰霊の気持ちを
東京オリンピックが終わり、あの静かな日常が戻ってきた今日
長崎に原子爆弾が投下された日である。
昭和20年の今日、午前10時58分、B-29「ボックス・カー」がプルトニウム型原子爆弾「ファットマン」
を投下した。広島の時と同様、閃光とともに大爆発が起こり
実に7万人以上が命を落とした。
現在でも原爆の後遺症で苦しんでいらっしゃる。誠に慙愧に耐えない。
長崎は、室町時代から国際都市として知られており
キリスト教の色合いが残った都市であったが
その象徴的建物である
終戦まで本当にわずかであったのにも関わらず、ここで多くの無辜の人々が
無慈悲に殺戮されたことは全く許されざる行為であり、後世に残すべき
恐るべき戦争犯罪である。
首相批判に終始するマスゴミ
今日の報道を見ていると、やれ菅義偉首相が遅刻しただの
今回は読み飛ばしなかっただの、はっきり言ってレベルが低い。
何のための慰霊の日なのか、総理大臣の悪口を言うためではないはずだ。
亡くなった方々が見たら怒るであろう。「何やってんだこいつら」と。
純粋な真心から、慰霊の気持ちがあれば、この悲しい日に
総理大臣ガーという報道がなされるはずがないのである。
原爆投下がいかに悲劇であったか、二度と投下されないためにどうすべきか
語り継ぎ、大いに議論する日ではないのか。
菅総理に無礼があったのは事実だが、マスコミも態度を改めよと言いたい。
僕は、浦上天主堂の瓦礫の中で信徒が聖歌を歌う写真を見たことがあるのだが
不屈の精神と言おうか、頭が下がる思いであった。マスゴミは彼らを見習うべきだ。
そして畏くも上皇陛下におかれては、「忘れてはならない日」に長崎原爆投下の日
を挙げられており、臣下として大御心に沿い奉ることをお誓い申し上げ奉る次第だ。
同じ日、忌々しいボリシェヴィキ・ロシアが不可侵条約を破棄して
わが国は15日の玉音放送に至るまで、あらゆるところで死闘が繰り広げられることになる。