白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

失敗だらけのワクチン接種騒動。問われる国の責任

先日、初回となる武漢ウイルスのワクチン接種をしてきた。

既に打ち終わった周囲の人たちの情報によって

初回の副反応は大したことはないが

二回目には発熱などの症状が出やすいというから

僕は今回初回というわけで、ある程度気楽に行った。

しかしその接種会場というのが

だだっ広い広場に、でっかいテントを張っているため

野戦病院かと見まごう程であった。

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ワクチン接種会場の入り口では持ち物の確認が大書されている

入口からすぐの受付で、持ち物の確認。

さらに奥に行くと、予診票を提出したり、登録したQRコードを見せたり

軽い問診などの細かい作業があって

それから10個以上もあるブースの中に入って

「アルコールでかぶれたりはないか」と聞かれ

チクりとやられる。武田モデルナ製のワクチンである。

それから15分間、経過観察ということでパイプ椅子に座って

ボケーっと待っていたんだが、係の人たちがやたら

「具合が悪くなった方はいませんか?」と方々で言うものだから

段々とそんな気分に…と思ったら、単に暑いだけだった。

 

暑さのほうで具合悪く…

 

前述のように、でかいテントを張っただけで、冷房や扇風機もフル稼働だが

隙間なんかいくらでもあるわけで、正直効果はなかった。

そこでじーっと待ちながら「具合が悪い方はー」なんて言われ続けたら

そりゃ具合が悪くなってくるのも仕方ない。

そう考えつつ時間が過ぎたので、即帰ったわけだが

特に異常などはなく、翌日になって刺された腕の痛みが多少あるだけだった。

と思ったら、その次の日、全身がやたら暑くて、もしかして発熱したかな…と

思って検温したら36.9度と、ギリ37度以下。念のためバファリンを飲んだら

一晩で熱は引いた。

まあ、多少は副反応らしき痛みや体調の変化はあるが、深刻なものではなかった。

問題は2回目で、厚生労働省によるとおよそ40%の確率で発熱があるようだ。

そのため、国はワクチン休暇を設けるよう民間に進めているのだが

残念ながら制度化には至らず、各企業に「勧奨する」程度に留まっている。

 

ワクチン接種、再拡大…国民も我慢の限界

 

それにしても、今回のワクチン接種についてはかなり多くの問題があるように思う。

1、基礎疾患がある人が優先的に接種することができない。そもそも予約が繋がらない。

2、仙台市ではワクチンが足りなくなり、病院での接種が途中で予約停止になった。

3、ワクチン接種は自由だと言っているが、実質強制であること

4、東京五輪まではワクチン接種は全員に行きわたらせると聞いていたが…。

www.fnn.jp

どうも菅内閣の動きを見ていると、いろいろな綻びが散見できる。

今は東京五輪の最中だから世論の注目はさほどではないだろう。

しかし、それが終わった後一斉に検証に入る。わが党でも当然、国の感染対策は

成功したのか、それとも失敗したか、失敗したのならどのあたりを追及すべきか

考えていくことになろう。

東京五輪、日本のメダルラッシュは実に喜ばしいしアスリートたちの

想いがひしひしと伝わってくるような、胸が熱くなる試合が続いている。

その一方で、1日の感染者数が過去最多を記録し、特に首都圏は危機的水準だ。

なぜこんなことになっているのか。全く理解しがたい。

いろいろな話を聞くが…それにしてもなぜこのタイミングなのか?

これは専門家会議なども分析しているであろうから掘り下げてみたい。

しかし今回ばかりは国民の怒りは凄まじいものがあるだろう。菅内閣は心して

秋以降の衆院選を迎えるが良い。