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東京で四度目の緊急事態宣言。補償を拡充せよ

連日、雨が続いているが、皆さんどのように過ごされているだろうか。

本日から、東京都で緊急事態宣言が始まった。

武漢ウイルス陽性者増加に歯止めがかからないためだ。

3度目の緊急事態宣言が解除されてわずか3週間である。

インドで変異し、急激に感染を増している「デルタ株」が陽性者の3割を占め

さらにこれから東京オリンピックや夏季休暇が控えているなかで

国もさすがに動かざるを得なかったというところだろうか。

この措置は8月22日まで。東京オリンピックは前代未聞の無観客で行われることになる。

主な規制内容は以下の通りだ。

・日中を含めた不要不急の外出・移動の自粛

・種類を提供する店舗の休業要請

・それ以外の飲食店の営業時間短縮

・イベントの開催制限

・テレワーク導入による出勤者7割削減

となっている。

もちろん、休業協力金は支給されるわけだが

粗利補償などがされるわけではない上、食材の卸売業者などへの

補償も十分ではないことから、飲食業者からは大きな反発の声が上がっている。

僕も、食品メーカーの集まりに出席した時に、その社長が

「飲食店を標的にするのは止めてほしい」と怒気を含みながら

話していたのを印象深く覚えている。

news.tbs.co.jp

 

もちろん、東京都と地方で武漢ウイルスに対して温度差があるのは

知っている。東京では「コロナは風邪」だの「コロナは茶番」だの

という勢力が少数ながらも一定の規模を持っており

先日の日本第一党主催の「オリンピック不歓迎デモ」に対しても

激しく反発していた。

まさに国賊、彼らの存在もこの緊急事態宣言に一役買ったといえる。

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宮城県では緊急事態宣言後の現在でも飲食店が苦戦を続けている

それにしても、国はなぜここまで飲食店を苛め抜くのだろうか。

今や飲食店では、アルコール消毒や検温、席を空けて座る

黙食、アクリル板設置など徹底的な対策が行われている。

これで感染なんてことは考えられないんじゃないか。

だから僕は普通に飲食店の対策を信じて利用しているし

利用するからには、本当に食べるだけ、という感じだ。

このように店舗も利用客も大多数は、感染対策をしっかりされている。

それでも営業を規制するのだから、繰り返しになるが十分な補償が最低条件だ。

これまで耐え忍んで頑張ってきた店舗が

この緊急事態宣言で力尽きるのは大変心が痛む。

もちろん、緊急事態宣言後の販路確保支援も必要だ。

最初の緊急事態宣言を思い出してほしい。

特別給付金、持続化給付金、雇用調整助成金、テレワーク支援金など

今とは比べ物にならないほどのメニューがあった。

それらは一体どこに?

この要望に応えられなければ、都民は国への怨嗟とともに廃業する

選択をすることになるだろう。そしてその怨嗟は菅政権を直撃するのだ。