アニメ「スーパーカブ」に期待の声。その魅力とは?
この春から、アニメ「スーパーカブ」という作品が放送中だ。
原作は角川スニーカー文庫発行の同名の小説。
登下校用にとたまたま覗いたバイク店でホンダのスーパーカブを
格安で入手し、その魅力に惹かれていくというもの。
ホンダのスーパーカブといえば、誰もが知る本田技研工業の名車である。
世界で最も売れたバイクとしても記録されている。
特に燃費の良さと頑丈さが評判で、東南アジアではよく目にすることができる。
人によっては、「水曜どうでしょう」の「原付の旅」シリーズでもおなじみであろう。
よくスーパーカブを題材にしたよなぁとちょっと驚いたりしたのだが
本作では本田技研工業の監修も経ているし
制作会社は「ウマ娘 プリティーダービー」で実績を積んだスタジオKAIだ。
雰囲気の描写に惹かれる
実際見てみたんだが、主人公の小熊が一人暮らしで、しかもお金もない
友達も趣味もないという極めて不遇の少女っていうのが涙を誘う。
で、その中で出会ったスーパーカブに乗っているうちに
だんだんと世界が広がっていくのである。
とにかく背景や物の描写が綺麗だし、最初は寂しくて暗い雰囲気だが
スーパーカブに出会って、乗り回しているうちに
少しずつ明るくなっていく描写がとても気に入った。
原付あるある、という描写もしっかりあるようだが
残念ながら僕は原付に乗れるが、乗ったことがないので
よくわからない部分があるのだが、経験者的にはなかなか好評のようだ。
孤独な少女と世界的な原付の物語。これからどのような世界が描かれるのか
楽しみである。