白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

政治団体の目的と、向いてない方々

最近、党務はやたら忙しくなっているのであるが

同時に、やれ「あそこで揉めている」「こういう党員がいるからどうにかして」

と報告されることが多い。

従って、介入するべきかどうか、介入するとしたらどこまでどうすべきか

決めなければならない。

僕はそもそも選挙の責任者なのだから直轄の担当ではないのだが

幹事局に所属しているということで、意見を求められることが多いのである。

だから嫌でもトラブルがあると、意図せずしてそれが目に入ってきてしまう。

 

政治団体と組織人に向いてない人

 

極めてシンプルな話だが、党員特に役職者というのは

自身の行動が周りで活動している方々にどう影響するかを考えることが

できなければ、そもそも組織人として向いていない。

市民団体と違って、政治団体というのはイデオロギーや党派性により

住み分けをしているのである。

既に党本部で「この運動には積極的にコミットせず」とアナウンスが

ある場合、それは相当な理由がある場合なのであって

それを無視して参加する場合、どのような影響をもたらすかは

火を見るより明らかだ。

その時に迷惑するのは、一生懸命党勢拡大に活動をしてくださっている

地元の方々である。その方々が迷惑すれば、地道に活動どころではない。

知らず知らずトラブルが波及して良いことなど何もないのだ。

モチベーションを下げ、党勢の停滞を招くだけである。

党員の大部分に迷惑がかかることをすれば、処分されるのは

当たり前のことである。当たり前のことなのであるが…

それが理解できない人もいるのが現状だ。

わが党では、党員数は全体的には増加しているが、離党者の声が大きいため

さも退潮しているかのように見える。

科された処分に納得できなければ、正当な手続きを経れば

何かの処分は適正だったか審議される。

だがそれをせず、SNSだの何だので

騒ぐから、単に目立つだけなのである。

 

何のための政治団体

 

僕が私淑する斉の晏子は、呉の季札から「速やかに官を返上するのが吉である」

と勧められるや、真っ先に卿の位を返上した。

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晏子は「晏平仲」と諡される(Wikipediaより)

僕も辞任願を出すこと実に2回、進退を伺うことも2回ほどである。

残念ながら受理されたことはないが 

役職にある人は、緊張感を持って、過失があれば処罰を乞い

才能がある人がいれば進んで道を譲るのが理想である。

孔子が「子皮は子産を達せり」と評したがごとくである。)

それぞれが党の役職に忠実であり続ければ、党はさらに伸びていくであろう。

それは日本人のための政治に直結する。

忘れてはいけないのは一体どこを向いて活動をしているのか、である。

わが党は過渡期を迎えている。だから一波乱、二波乱あるかもしれない。

しかし、われわれはあくまで日本人の明日の生活のために

国家の永続のために全力を尽くす。そのための改革と理解している。

ぜひ党員の皆様におかれてはなお一層のご協力をお願いしたい。