白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

田舎でのセカンドライフを夢見る日々

社会人になってから数年たった時

友人たちと「書庫を作ろうじゃないか」と話し合ったことがある。

僕の友人、特に長い付き合いの連中は読書が好きで、ちょくちょく

本の推薦をしたりする。まだ20前半だってのに田舎で読書三昧を計画していたのだ。

それから10年経った現在、その友人たちは家業を継いだり、行政の文教部門のエースに

なったりで、それぞれ忙しいながらも第一線で活躍している。

そんなわけで、我々の書庫建設計画は棚上げ状態となってしまった。

政治とは「ダークサイド」か?

一方、僕はといえば相変わらず、そこそこの仕事をしつつ

弱小政治団体名ばかり管理職をやったりしている。

しかし、ポジションがポジションなだけに、やれ何とか党と交渉したり

保守系団体とお付き合いしたりしている。

保守系団体は基本的に義理人情を大事にしているが、政治ほど

人の闇に触れることはないのではないか。ウソ偽りは日常茶飯事

あっちを立てればこっちが立たず、というわけでバランスをとるのが難しい。

本来であれば国民を幸福にしなければいけないのが政治のはずだが

実際、その目的で政治を行っている議員は極めて少ない。

「以前と話が違うじゃないか」と言っても

「菊地さん、それが政治でしょう」と返される。

政治という言葉そのものが、ダークなものとして使用されているわけだ。

もちろん、それが表に出ることはない。いちいちそれを言うこともない。

「政治なんて古今東西そうであったではないか」と言われてしまうと返す言葉がない。

 

society5.0という変革

 

だが、Society5.0というパラダイムシフトが起こっている昨今

政治そのものも変えなければならないのではないか。

少なくとも、政治家が国会でふんぞりかえり、選挙の時だけへーこらするようなのは

気に入らない。情報化社会はあらゆるものを手に入れることができることが可能となった。

モノだけでなく価値観や考え方、倫理といった「コト」もあらゆる人に行き渡るようになるのが

これからの社会になると見られている。

僕も含め、時代を読み違えないよう、新しい政治を目指したい。

 

田舎で過ごすのは幸せ

 

とはいえ、最近は引退後のライフプランまで考えてしまっている。

最近、別荘のサイトを見るのが趣味になりつつあるのだ。

もちろん、遊びだけで見ているのではない。これには理由がある。

国立社会保障・人口問題研究所が3月に発表した数字によると

2045年に東北の人口は現在より3割も減少するという。

仙台市も実は自然減が始まっているから、地方部はより深刻であろう。

当然、空き家も増加している。4年前に「空き家対策特措法」が施行されたが

正直大きな成果は挙がっていない。

地方では都市部と比べてアクセスも悪く、買い物に行くことも一苦労だからだ。

従って、地方都市や郡部で進めている「空き家バンク」事業は、定住というよりは

セカンドハウスとして使用してもらおうという視点が入っている。

実際、山形県の某市では12件のうち10件の空き家が埋まったが、そのうちほぼ全てが

セカンドハウスとしての利用だそうだ。

もちろん、それは定住とはいえない。しかし行政としては固定資産税が入るため

それで構わないのである。人が住まない家は劣化が進み、それこそ倒壊寸前の「特定空き家」

になってしまう。それだけは避けたいというのが国の思惑だ。

であるなら、ぜひ僕も一つセカンドハウスをもち、日本第一党が軌道に乗れば

少なくとも僕より優れた人が多くなるだろうから、お役御免で

静かに暮らしたいと考えているわけだ。もともと釣りが好きである。

山でも良いし、海沿いでも良い。晴耕雨読の日々も良い。

鈴木貫太郎元首相は、戦後農事研究会を組織し、まさにそのような生活をされていた。

www2.nhk.or.jp

 

まったく憧れるセカンドライフである。

さてさて、国会まで人を送るようになるには何年掛かることか…

乗りかかった船である。それまでは一生懸命やる。

そのあとは、静かに暮らすってことでいいね?