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「アベの首をきれ」「全部アベのせい」不穏な言葉が飛び交う参院選

イスラム系過激派組織「ISIS」とみられる組織が2日
バングラデシュの首都・ダッカで外国人らを人質に取り
レストランで立てこもった事件。
総勢20人、そのうち7人が日本人で最悪の結末となった。
安倍晋三首相は、記者会見で「許しがたいテロであり、強い憤りを覚えます。
際社会と連携しながらテロの根絶に向けて努力していきたい」と話したほか
国連安保理においては、わが国主導のもと「凶悪で卑劣なテロリストを強く非難する」
とする報道声明を発表した。
なお、亡くなった方々は国際協力機構(JICA)の業務委託で
滞在中だったという。
JICAの北岡伸一理事長は「同志を亡くして痛恨の極み」と悲痛な表情を浮かべた。


本事件について、民進党の蓮舫代表代行は
「被害者に日本人がいると分かっていたのに、新潟県に行った」と批判したほか
社民党又市征治幹事長は
「(安保法制により)当然海外で活動するNGOや報道関係者、商社マンなどがテロに遭う危険性を招きかねない」
安倍内閣を批判。
共産党は言わずもがなであったが、「人殺し予算」発言を意識してか
極めて抽象的な指摘に落ち着いた模様。
ネット上では「アベはイスラムを敵にした」「実はイギリスのEU離脱もアベのせい」
などと、いささか理解に苦しむ理論で安倍首相批判を繰り広げている。
しまいには「安倍の首をはねる」だの「アベのクーデターを許すな」だの
実に不穏な言葉が飛び交うようになってしまった今回の参院選
主にその出所は野党側からなのであるが
これらの発言は下手をすると一生残るものであることを自覚しているのであろうか。
民進党の山尾志桜里政調会長に付けられたあだな「ガソリーヌ」や
共産党藤野保史政策委員長による「人殺し予算」もこの先ずっと言われるであろう。
特に、疑惑に対して明確な回答が未だにない山尾氏の場合は公人である限り言われつづけることを
覚悟するべきだ。


テロ事件を政治問題に使うな、と言い出したのは誰であったか知らないが
今やその矛先は、野党側に向かっていることは間違いない。
現在は参院選の真っ最中で、街頭演説をしていても原稿を読むのとはまるで違う。
従って、勢いであまり考えずに言葉は出てきてしまうもの。
しかし、政治家特に公党の役職にある人間の言葉は、一般人のそれとは重みがまるで違うのだ。
「綸言汗のごとし」。特に野党の皆々様にはご注意いただきたいものだ。