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北海道5区で与党勝利、手放しで喜ぶな

町村信孝氏の死去に伴い実施された北海道5区の補欠選挙
町村氏の娘婿である和田義明氏が自民公認、公明・日本のこころ・大地の推薦を受け立候補
それに対し、池田真紀氏が民進・共産・社民・生活の推薦を受けて立候補
与野党の直接対決となったわけだが
結果は和田氏が池田氏を破り、当選した。
得票数は以下の通り
和田氏 135,842
池田氏 123,517


ところで、第三次安倍政権初の国政選挙ということもあり
参院選に向け弾みがついた」という論調もあるが
得票数を見ればわかる通り、決して和田氏の圧勝とは言い難い。
特に札幌市厚別区の得票を見てほしい。
和田氏 46.16%
池田氏 52.69%
と札幌市では和田氏が負けているのである。
郡部では和田氏が圧勝している状況であるが、都市部において
池田氏が勝利しているのは、保守陣営にとっては由々しき事態といえる。
人口が集中する都市部は選挙に大きな影響を与えるのは当然の帰結である。
劇場型運動を展開している野党陣営は、この結果を見て
一筋の光明を見出しているのではないだろうか。
和田陣営はこの結果を手放しで喜ぶのではなく
得票数で下回った地域の原因を探り、その対策を行うべきであろう。