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任天堂・岩田聡社長逝去。ゲーム黄金期生み出す

ゲーム・玩具開発大手の任天堂株式会社(本社京都市)の岩田聡社長が11日
胆管腫瘍のため逝去していたことを、任天堂が13日に発表した。
これにより、竹田玄洋専務取締役、宮本茂専務取締役が
それぞれ代表取締役に就任した。


岩田社長は昭和34年(1959)生まれ、北海道札幌市出身。
東京工業大学工学部卒業後、株式会社ハル研究所に入社。
ゲーム開発者として活躍し、取締役開発部長などを歴任。
平成4年(1992)、同社が経営破たんした際に社長に就任した。
平成12年(2000)6月には、任天堂の山内博社長に手腕を見込まれて
任天堂に入社、取締役経営企画室長となった。
2年後の平成14年には、42歳の若さで代表取締役社長に就任した。
岩田社長は、携帯用ゲーム機ニンテンドーDS」を発売
さらに「Wii」を発売し、新感覚の次世代ゲームを次々と投入
ゲームファンの高い評価を得たほか
平成21年(2009)には1兆8000億円にも上る売上高を計上し
過去最高益を記録。経営者としても成功した。
平成25年6月にはNintendo of AmericaのCEO(最高経営責任者)も務め
メジャーリーグシアトル・マリナーズにも出資するなど
海外展開も積極的に行った。
最近は、ソーシャルゲームの台頭や、ソニーマイクロソフトなど競合他社と
苦戦を強いられており、巻き返しが期待されている中での訃報だった。


この訃報に、国内はもとより海外からの反響も大きく
「世界はまだ岩田社長を必要としている」
「涙が止まらない」
とコメントが多数寄せられたほか
スーパーマリオ星のカービィなどのイラストを投稿して
その偉大すぎる才能の逝去を悼んだ。


「岩田社長今までありがとう」 外国人ゲームファンによる追悼画像まとめ 【海外の反応】
http://www.all-nationz.com/archives/1034048694.html


岩田社長は、根っからのゲーム開発者であり
「名刺には社長と書いていますが
頭はゲーム開発者。心はゲーマーです」
との言葉はあまりに有名。叩き上げの開発者だったこともあり
ユーザーのニーズに敏感で、社員の発想を大事にする経営者であった。


心よりご冥福をお祈りいたします。
合掌