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「日本」の建国はいつ?

本日は建国記念日である。この建国記念日
わが国においては神武天皇が即位した日とされており
その時代たるや、紀元前660年となるから驚きだ。
とはいえ、もちろんこれが本当のことであるかどうかは
推論の域を出ない。
例えば、六国史はわが国の正史といわれているが
その他にも『公卿補任』『延喜式』などと照らし合わせると
さまざまな矛盾点が見られるからである。
従って、公正に見るならば、当時「後世、神武天皇と呼ばれる人が
即位したと推測される時期」とするのが普通である。
だが、いささか曖昧な年代を建国記念日としたのはなぜだろうか。


わが国は、外的政府によって植民地となったり
革命が起きた時期はない。大東亜戦争後の連合国軍による占領も
限定的であった。その証拠に、GHQの指令を受けて
国会に提出していた地方税法が反対多数により否決されたことも
ある。
では、なぜこの日なのか。
わが国がいつから存在しているのか。
実は誰も立証できないからである。
例えば「日本」という国名が出てくるのはいつ頃かは推察できる。
だが、それは名前が「日本」となっただけであり
国体が変わったわけではない。
では、明治維新はどうか。確かに江戸幕府大政奉還を行い
政府は大きく変わった。
だが、それは政府の権力移譲が行われただけであり
国体が変わったわけではない。わが国の君主はあくまで天子様で
あらせられたのである。
では、戦後の日本国憲法発布を持って新しい国といえないだろうか。
それもまた違う。現在の日本国憲法は、帝国憲法を否定していないのだ。
改正手続きを経て、日本国憲法ができたのであり連続性がある。
そう考えてみると「日本っていつできたのよ?」を考える上で
極めて曖昧な神武天皇の即位とされる日を
日本の建国とするほかないのである。


ともあれ、この日はわが国のあり方について
考える良い機会といえよう。
一方、反日サヨクは、「天皇制反対」を叫んで
デモ行進を行ったが、警備にあたっていた警察官を殴り
公務執行妨害で逮捕されるというお粗末な結果となった。


天皇制反対」デモ中、警察官に暴行 氏名不詳の女逮捕
http://www.sankei.com/affairs/news/150211/afr1502110026-n1.html