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艦これに衝撃。だが本来は…。

アニメ「艦隊これくしょん〜艦これ〜」の第3話が
放送され、衝撃的な展開に困惑を隠しきれないファンが続出している模様。
この「艦これ」。そもそも帝国海軍の歴史を知っている方は
その悲劇的な最期はご存じの方が多いのではないかと思う。
帝国海軍は、日清、日露の大海戦で海洋国家として成長し
世界に冠する海軍国となった。
世界で初めて航空母艦を建造したのはわが国であるし*1
世界最大の戦艦は言わずとしれた大和である。
また、史上最大の排水量を誇る航空母艦信濃も建造した。
帝国海軍の活躍たるや、獅子奮迅。西はインド洋マダガスカル
東は米国西海岸を脅かした。

大洗磯前神社にある巡洋艦那珂の慰霊碑。艦隊のアイドルといえども、無事では済まなかった。

だが、大東亜戦争でまさに粉骨砕身、血で血を洗う
死闘を繰り広げたのち、連合艦隊は文字通り消滅した。
無傷で残った艦はほんの数隻。それら艦を動かす燃料すらまともに残ってはいなかった。
力の限り戦い、そして消えたのが帝国海軍である。
それをモデルとしている以上、悲劇が存在しないなんてことはあるわけがない。
「艦これ」で帝国海軍を調べている人もいるようだが、入り口としては素晴らしいコンテンツである。
だが、そこにはさまざまなストーリーがあったことを忘れないでほしいものだ。

*1:世界初の航空母艦は英国のフューリアスだが、これは改造空母