白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

支那中共「原爆は間違い」

支那の駐米大使・崔天凱氏は8日
ワシントンで講演し「日本の一部政治家は、第2次世界大戦で負けた
のは原爆のせいだと信じているが、それは間違いだ」と指摘。
日本の敗戦は「平和を愛する反ファシスト の国と国民がもたらした」
と述べた。


さて、意外なことだが同氏の前半は割と合っている。
アメリカ国民は、原爆投下は戦争を終わらせるためと信じているが
そんなことは冗談じゃない。
終戦については、鈴木貫太郎内閣ができた時に決まっていたことだ。
確かに、終戦詔勅では「敵ハ新ニ残虐ナル爆彈ヲ使用シテ頻ニ無辜ヲ殺傷シ」
とのお言葉がある。だがその前に「世界ノ大勢亦我ニ利アラス」と
あり、それに加えて原爆について触れているのだ。
つまり、戦局の悪化もそうだが、独伊の降伏やソ連の侵略も
大きな要因であったといえるのだ。
当然、原爆など投下するまでもなく、日本は終戦を迎えていた。
この点、支那の大使の指摘は正しい。


ただ、「反ファシストの国と国民」とは笑わせる。
当時の中華民国が民主主義国家であっただろうか?
総統を頂点とする専制独裁、まさにファシズムであったのだ。
現在の安全保障理事会常任理事国の中で
戦時中民主国家であったのは、米英だけであったばかりでなく
わが国においては、極めて正常な選挙制度を導入しており
1942年の第21回衆議院議員選挙においては、非推薦が85人も当選
しているのだ。しかも、1945年3月には、この選挙が憲法違反だとして
実際に大審院で当選無効になった候補者(翼賛推薦)もいる。
また当時は朝鮮人も被選挙権があり、朴春琴が当選している。
これは当時、立法・司法の独立が行われ、機能していたことを
表している。
米英はともかくとして、その他の連合国に日本の政治構造や
法体系を批判される覚えはない。ICレコーダーで自分の声を吹き込んで
100回聴くがいい。