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俺氏、神社検定参級に合格する

6月2日に全国で行われた神道文化検定(神社検定)の結果が先日来た。
最初だから参級だけ受けてみたのだが
「俺くらいになると、普段から勉強していれば慌てて勉強する必要ねえし」
と完全になめてかかり、その次の大洗行きにテンションが上がっていた
僕。実際テキストを読んでも、ガイドブックみたいな感じで
読みやすくなってんなーと思っただけだったのだが
完全に油断していたのだ。
宮城県内の試験会場は、河北新報社。会場では40名近くの受験者が
すごく真剣にテキストやら、ノートやらを広げて試験前のおさらい。
・・・あれ。これって・・・ガチ?
そう、この試験。一般財団法人日本文化興隆財団が主催する
かなりガチな試験である。そんなわけで、僕も気持ちを切り替えたが
既に後の祭りだった。
はっきりいって、難しかった・・・。
一般的な風習やしきたりなどは、結構簡単なのだが
神話関係はかなり難儀した。正直、◯◯七神とか、◯◯五神とか
そういう神様の名前覚えられない!とてつもなく長いし。
マークシートなのが救いだけど・・・。厳しかった。
半分もできていないのに
「あと30分です」という無情な声。会場中に流れるため息。
最後までがんばった!1時間で100問?
そんなもん、小学生の時にやった漢字300問テストに比べたら
余裕だぜ!あと1時間?あと30分で仕上げろなんて日常茶飯事だぜ!
そんなわけで、僕の初めての神社検定は、時間との戦いで終わった。
なんやかんやで、1カ月後・・・。
2回目の大洗から帰宅した僕に、神社検定の結果通知が・・・。
はぁ・・・疲れた体に不合格の文字ってのは辛いわぁ・・・。
と思いながら封筒を取ってみると。重い?
しかも何かいろいろ入ってる?
開けてみると

キター!奇跡的に合格きたでこれ!
と思ったら結構余裕だったようで、外したのは神話関係がよく出た上に
時間がなかった後半部分だった。
認定証は、檜でつくった絵馬の形のもので、台座型のパーツとセット。
ジョイントして立てられるようになっていた。
檜なので、とてもいい匂いがした。


さて、この神社検定に合格すると、特典として神社めぐりツアーへの
ご招待もあるほか、各種割引特典もあるという。楽しみだ。


ところで、今回の神社検定は全国で受験者は5398人。
そのうち、参級受験者は2398人。参級合格者は1692人で
合格率は70.6%だ。年代層的には40代が全受験者数のうち1453人と
最も多く、続いて30代、50代が続く。僕はまだ20代だが
20代受験者は542人と、60代の791人と比べても少なかった。
また10代が76人もいるのは凄いことだ。若い人の趣味とは
言いがたいのだが・・・近年のパワースポットブームのおかげか。
ただ、参級のほうが受験者少ないってのは
いいことなのかどうか。新規に受ける人が少ないということだと思う。
もっと周知したほうがいいのではないだろうか。


ともあれ、次は弐級である。お伊勢さんの式年遷宮
皇室の問題も出るそうで、出題範囲も広がりそうだ。
がんばるぞ!