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ガルパンの経済波及効果とは?

絶賛、当社で全力推し中の「ガールズ&パンツァー」上司との間で
ガルパンの話をするに、どうやら商工会議所でも話が通じる人がいたようだ。
仙台ではガルパンファンがいないのか?と思っていたが
大洗に行った時、仙台から来たという人が他にいたようで
実に交流したい気持ちが出ている。
なぜなら…大洗にまた行きたいからね…一人ぼっちは、寂しいもんな。


さて、そこまでガルパン推しているのは、実は裏付けのないことではない。
大洗町の歳入がとても気になるところだが、それは年度末を待たねばならぬし
アニメ自体は2012年度で終了しているので、聖地巡礼等で盛り上がり自体はあるだろうと
考えられる。そこで11年度決算と13年度予算で見込まれている歳入を比べてみると
11年度歳入が106億1872万円。12年度歳入が80億2800万円となっている。
これは、町税が11年度は30億7669万円だったのに対し、12年度収入が26億8974万円と
およそ4億円の減少になったほか、国庫支出金が11年度は23億6806万円、12年度は9億7465万円と
大幅に減少していることなどが要因として考えられる。
ところで、ガルパン効果が出ているとすれば、おそらく使用料および手数料などが考えられる。
11年度は2億950万円、12年度はなぜかこの項目が2つあり、合わせると5億2084万円となる。
つまり倍以上の増加となっているわけだ。
特別住民票の発行などは手数料に計上されるが、これは4月から実施されたものであり
今年度決算でその効果は明らかになることだろう。
ただし6月1日現在では、すでに1万部以上を発行しているとのことである。
1部あたり300円の手数料であるから、特別住民票だけで300万円の収入になっているわけだ。


ガルパンの版権元である、バンダイビジュアル株式会社はどうだろうか。
バンダイビジュアルの業績は、株式会社バンダイナムコホールディングス(以下、バンナム)の
連結会計で計上されている。
バンナムの13年3月期決算短信によると、コンテンツ部門の売上高が
2635.9億円(前期比16.9%増)、セグメント別利益が364.3億円(前期比114.3%増)となっており
実はバンナムのグループでは唯一にして最大の利益を計上した。
いわば、コンテンツ事業はバンナムの稼ぎ頭となったのである。


また製作委員会に名を連ねる株式会社博報堂DYメディアホールディングスと
株式会社ショウゲートの親会社である株式会社博報堂DYホールディングス
連結損益報告書によると、12年3月期の通期売上高が9783.2億円、13年3月期の通期売上高が1兆454億円と
10%近くの増収となった。


直接の売り上げが見込まれる鹿島臨海鉄道株式会社や茨城交通株式会社の
決算報告書はまだ公開されておらず、経済波及効果は未だ不明。


ただ、茨城県商工労働部観光物産課によると
茨城県全体の観光客入り込み数は、12年10〜12月が769万5千人で
前年同期比8.6%増、13年1月〜3月入り込み数は1045万2千人で前年同期比7.5%増。
12年10月〜12月に至っては、観光消費額が460億円と前年同期比6.0%増であった。
大洗町では、12年9月の入り込み数が31万3300人、 ガルパンの放送が始まった10月は31万4400人と
1100人増加したものの、11月が28万1100人、12月が24万800人と減少している。
だが、大洗町は、大洗海水浴場と大洗サンビーチといった海水浴客が多いことも考慮する必要がある。
基本的には、通行量調査や中心商店街のアンケート調査などが欲しいところだが
これまで行われていないところを見ると、今後も行われないものとみられる。
すでに決算や入り込み数が出ている大洗町内の施設があれば、ぜひ当社までお知らせいただきたい。