白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

アウンコンサル、台湾で業務提携

インターネットマーケティングなどを手がける
アウンコンサルティング株式会社(東京都、信太明代表取締役)は20日
台湾の現地子会社、アウン台湾マーケティング株式会社(台灣亞文營銷事業股�有限公司)が
同国のネットマーケティング大手、生洋網路股�有限公司(許植勝董事長)と
業務提携を行うことで合意、締結を行った。
アウン台湾は、3年間にわたり台湾においてSEO対策事業を展開している。
SEO対策は、いかにして自分の企業がネット上で表示されるかという取り組みのことで
検索エンジンの上位に出てくるようにすることや、極端なことをいうと
ネットでのステルスマーケティングなども、これに分類される。
一方、生洋社が手がけているのは、Yahoo!の代理店であり
検索連動型広告PPC)も行なっており、顧客は1000社を数えるという。
このPPCは、検索に連動した広告を表示させるもので
例えば、「戦車」を検索したとする。すると、上のほうに戦車に関連した商品の
広告が出てくる。これがPPCである。GoogleAdsenseやamazonなど、現在多くのネット通販企業が
導入している。
そこで、SEO対策に特化したアウン台湾と、Yahoo!の代理店であり、地盤もある生洋社が
手を組むことで、より効率的なネット広告が活用できるというわけである。
今や企業にとってネットは必須であり、いかにわかりやすく、便利に使えるかが
求められているといえるだろう。


さて、この2社が手を組み、マーケットでかなりのシェアが見込まれるかと思えばそうではない。
我々はつい錯覚しがちだが、我が国において、検索エンジンのシェアトップは確かにYahooである。
しかし、世界マーケットで見れば、決してYahooがトップというわけではない。
2012年の段階だが、韓国はNAVER支那百度(Baidu)、台湾はBingである。
一方、その他ほとんどの国では、Googleがダントツのトップである。
http://www.globalmarketingchannel.com/information/search_share.html
もちろん、Yahoo!JAPANはソフトバンク系ということもあり
国内企業ならではの強さもあるが、YahooはGoogleと比べると
お話にならないくらいのシェアの低さなのである。
そんな中で、どう台湾のネット広告市場を開拓していくのか、課題は山積である。