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舟形山神社に行ってきた!

さて、本日仕事で山に籠っていました。
山に籠ることも仕事の一つです。どんな仕事だよ!
そんなわけで、大和町の舟形山神社に来ました。すっげー山の中。

鳥居は神明鳥居。意外な感じがする。山関係は明神鳥居が多いんだよね。
この神社は、創建年代等不詳。祭神は保食神といわれ、舟形権現ともよばれる。
さらに、ご神体は百済からもたらされたという菩薩立像で
宮城県のHPによると、東北で最古のものと推測されるようだ。
従って、神仏習合した結果である。
今もそうだが、舟形山をご神体として崇めており
ご神体は、秘密の場所に埋められている。
毎年5月1日になると、「梵天ばやい」(宮城県登録無形文化財)という儀式が行われる。


物凄く急な斜面を登らなければならない。
ロープが巡らせてあって、それを用いなければ登ることができないくらいだ。
特に今日は雨が降って斜面が滑りやすくなっていて
かなりしんどかった。と思ったら、さらに斜面が続いていて完全に心が折れる
時間もなかったので、途中で引き揚げた。無念。
ロープも細いトラロープだったので、ちぎれないか不安になるくらいだ。
まあ、山の神社であまり人が来ないところなんて、こういうのは当たり前。
途中でくじけたことは心残りなので、またチャレンジすることを誓った。
何かこのへんはやたら難易度が高いらしく、研究者が登ろうとして遭難
遺体となって発見されるという出来事もあったらしい。さもありなん。


梵天ばやい」の様子などについては下記サイトが詳しい。
http://legend.main.jp/50-taiwa-001-funagatasanjinjanomegami-00-a.htm
とても興味深く拝見させてもらった。ご神体を土に埋めるという行為などは
「自然に返す」「山を母体として表現する」などの意味があり
初期神道のパターンとしてよく用いられる。
しかし、百済からの仏像というのがよくわからないな。
あまり広めると、朝鮮人がやってきて山を穴だらけにしちまうかもしれない。



実はこのあたり、王城寺原演習場がある。なので、防衛施設局の土地に囲まれている。
それに伴い、立ち退きをした後の廃墟がそこかしこにあるのも素敵。
防衛施設局の土地ではないが、山の学校の廃墟もあってボロボロだった。
使えないことはないと思うけど、使いたくはないな。