白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

出先の暴走と政府発表

本日、北朝鮮の外務省声明によると
国連安保理で制裁決議が採択されたならば
北朝鮮側に先制攻撃権ができるという旨を表明した由である。
先日の朝鮮人民軍声明に引き続き、政府担当部署による声明だ。
当然これは北朝鮮政府のものと解されるものだから
明らかな宣戦布告(戦争再開宣言)と見なされる。
従って、韓国政府としては逆に北朝鮮に侵攻したとしても大義名分はあるわけだ。


一方、本当ならやる気はなかったんだけど
政府発表と解されても仕方ないこともある。
例えば、日独伊三国同盟締結の時に大島浩駐独大使と白鳥敏夫駐伊大使が
「ドイツが戦争すれば日本も参戦する」と発言して
昭和天皇のご不興をかった。その際
「これは天皇の大権を侵すものではないか」と激怒遊ばしたということである。
慌てて帝国政府が火消しに追われたのはいうまでもない。
日独伊三国同盟は参戦義務がないにもかかわらず、出先が暴走したという例である。
今回は外務省本省から出されたものであり、真意から出されたものであることは明らかではあるが
このように、政府方針としてはっきりさせることについては
わが国はもちろん、支那中共に対しても警告したい。
例え人民解放軍の少将風情の発言であろうとも、である。