白雉日報社公式ブログ

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アニメとリアルのマーケット

新しく「社会欄」とかつくろうかな…。
というのは、あることにハマっている女性を「○○ガール」などと呼ぶことは
すでに周知の通りだが、それをさらにビジネスにしようという動きもまた敏感だ。
例えば、歴女ブームが到来した時、火がついたのは戦国BASARAなどであったが
歴女を取り込もうと盛り上がっていたのは、仙台市よりも片倉小十郎の城下町・白石市だった。
オリジナルグッズを売り出したり、ラッピングバスを走らせたりして、見事「聖地」になった。
一方、歴女仙台城を訪れても、仙台市では何の準備もしていなかったものだから
護国神社の絵馬にイラストを描くだけで、しかも護国神社自体は伊達政宗と無関係だから
神社側も当惑の色を隠せなかったのである。
そんな時に、瑞鳳殿なり、青葉神社(祭神が伊達政宗)への誘導があれば
歴女の取り込みには成功したに違いない。
かんなぎの時もそうだったが、仙台市では何かをビジネスに活かそうという考えが弱いのではないか。
それはともかく、歴女腐女子などの分野はすでにブームというより定着しているように見える。


最近では、いろいろな女子が出てきたなぁと感じる。
ニコニコ動画を見るだけでも、「僕の妹は『大阪おかん』」や、「ヤマノススメ」など
ある意味で女性の動きを見極めているようだ。
ヤマノススメでは、アウトドアメーカーや山小屋と提携しており
ミックス版では登山に役立つコラムもあるようだ。
もちろん、ヤマノススメは昨今話題になっている登山を趣味とする女子「山ガール」を
モチーフとしたものだ。現在ブームとなっているものをテーマとしたもので
しかも放送時間は3分程度だから、それほど話題になるかといえば疑問符がつくが
山ガールのマーケットを視野に入れたものは間違いない。
また、「大阪おかん」ではいわゆる「○○系女子」といった特性を題材にしたものである。
一昔前には「県民性」がブームになったが、妹が県民性をアピールするということがユニークだ。
アニメ業界も、リアルでのマーケットに対して仕掛けていこうという意欲をみることができるようになった。


ところで、自転車に傘を固定するやつって「さすべぇ」というんだね。
こっちでは誰も使ってないけど、便利だなぁと思った。