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ランド、虚偽記載で第三者委員会が中間報告

マンション分譲などを手がける株式会社ランド(横浜市、松谷昌樹社長)が12月5日
有価証券報告書に虚偽の記載をしたとして、金融商品取引法違反の容疑で
神奈川県警ならびに、証券取引等監視委員会強制捜査を受けた事件で
同社が設置した第三者委員会の中間報告が12月28日発表された。
これは、2011年2月期に約21億5700万円の債務超過であるところを
約1億7000万円の資産超過と有価証券報告書に記載し、また12年2月には約19億8000万円の債務超過
であるところを、約3億5000万円の資産超過と虚偽の記載を行ったもの。
同社の監査法人によると、ランドが売却損を計上すべき2つのプロジェクトについての
記載を怠ったものとみられており、差額が一致するという。
第三者委員会では、ランドは強制捜査を受け、資料の大部分が押収されたため
未だ調査は不十分であるとし、今後もヒアリング等を通じて調査を進めていく予定。