2010-11-12 サンシティ赤字縮小も債務超過継続 政治・時事 マンション分譲中堅の株式会社サンシティ(本社仙台市、星山泰洙社長)が 12日、第3四半期決算を発表し、営業損失が10億円、経常損失は15億円 となり、5億7800万円の債務超過に陥ったことがわかった。 同社によると、マンション分譲売り上げ高は107.9億円で 前期比9.7%の増加となり、大幅に赤字は縮小されているものの 依然として損失を計上し続けており、メガバンクら四行と締結している シンジケートローンの財務制限事項にも抵触しているという。 同社では、不動産流動化事業にかかわる資産を売却し、マンション分譲に 注力、金融機関への支援を要請するほか、コスト削減も行っていくという。