白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

障害者とノーマライゼーション

今日は晴れ、やや冷える。
いよいよ秋も深まってきて
昼でも結構寒く感じるようになってきたな。
はぁ…心も寒い今日この頃。
なんつって。


今日は仕事でも忙しかったんだけど
メディアテーク10周年記念で、シンポジウムがあったんで
それに行ってきた。お誘いをいただいたから無料で
見られたんだけど、それじゃ悪いから。
シンポジウムでは、「ろう」つまり耳が聞こえないことの意味
について講演があった。
手話と字幕付きでの講演だったんだけど、興味深いのは
最近バリアフリーで公共施設なんかでも聴覚障害者に対しても
配慮はされているわけだが
例えば、裁判なんかでは意味が直球すぎて、とても困る
ということだった。例えば「人が亡くなった」の場合
「人が死んだ」と直球で伝えられる。場合によっては心証が
悪くなるというものだった。
聴覚障害者に対する配慮として、俺が学生時代に習ったのは
コソコソ話をしないというもので、耳が聞こえない場合
それが自分の悪口を言われているように見えるのだそうだ。
かといって、あまり気を使いすぎるのも良くない。
ノーマライゼーションの考え方が大切だ。
つまり、その人に合った、互いに気を使わない付き合い方をする。
或いは、その方向にシフトしていく。
そうしないと、社会はなかなか障害者を受け入れるのに勇気がいる。
障害者が普通に暮らせるためには、ハード面ではもちろんだが
ソフト面でも、意識を変えていくということが必要だと思う。


その後、日本協議会のイベントに間に合わなかったので
帰りにごあいさつと、在特会の説明、宮城支部の活動について
解説したところ、首尾よくご理解をいただくことができたし
情報交換や協力についても、引き続き行っていくことで一致した。
海保激励についても、できれば参加したいとのことだったけど
まぁ平日だし難しいかも。