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民主党代表に菅氏再選、円高進む

本日午後に行われた民主党代表選で
菅直人総理大臣が小沢一郎前幹事長を破り再選した。
為替介入派の小沢氏が敗れたことで、マーケットは
円高が進み、1ドル=82円90銭台まで伸ばした。
菅総理は為替介入には消極的と見られており
それを受けての円高となった。


さて、15年ぶりって何回聞いたかわからん!
という人も多そうだが、じゃあ15年前はどうだったのよ?
となると、実は95年の4月19日、79円75銭が最安値である。
これは、バブル崩壊による株価・地価の急落が原因だ。
専門家の中では、これは円高ではなくドル安である
という人もいるが、FRBが為替介入を行い、追加金融緩和を
行っているため、ドルが安くなるのは道理である。
わが国は、日銀が為替介入を渋っているために、対象的に
円買いが進むのである。
簡単な話だが、円安誘導を行うためには、札を刷って
国債を引き受ければいい話になってくる。
ところが、中央銀行は通常為替介入を行わないため日銀も
なかなか腰を上げないわけだ。
アメリカでは20兆円も市場につぎ込み、金利を下げる。
わが国は注意深く見る。これでは円高が進むのは当然の帰結といえる。


最近、大型倒産も増えてきているけど
それかな、やっぱり。