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建国記念日にモノ申す

今日は雪、冷える。
今、このブログを書いている時は
雪がかなり降っていて、こりゃ明日積もるな。
と、嘆息しておるところ。


さ、今日は建国記念日である。
この建国記念日は、言うまでもなくわが国が建国された日てことで
初代の天皇とされている、神武天皇が即位した日を建国記念日としている。
わが国の建国記念日を祝うのは良いでしょうよ。国民なんだからね。
ただ、神武天皇というのが、どうもひっかかる。
なぜなら、この時期はまだクニの概念はなく、神武天皇自体も
存在が証明されているわけではないからだ。
ていうか、この頃はまだ東北地方は蝦夷がいて、中央政府支配下なんぞに
入っていなかった。そもそも中央政府なんてあったか?
そんなわけで、東北地方が本格的に中央政府支配下に入るのは
鎮所ができた5世紀から6世紀というのが妥当だろうか?
それとも、国を新設した日がわかるなら、その日かな?
ますます建国記念日と東北地方は遠ざかる。
じゃあ、いつが建国よ?ということになると、明治維新でできた明治政府か?
となるのだが、じゃあそれ以前は国家じゃないのか?ってことになる。
当然、わが国には御上が君臨遊ばして、摂関政治武家政治などいろいろあったが
国家としての体裁は一応整えられていたのである。
ただその頃は、封建制度真っ只中で、現代政治とは違うから国家に見えないだけで。
結局、建国っていつよ?ってことになると、それも困る。
わが国は、他国と違い独立したわけでもないし、革命が起きたわけでもない。
いわば自然発生的に日本という概念ができたのだと思う。
だから「じゃあ今日からこの国は日本ね!」となったわけではないので難しいわけだ。
個人的には、史書で確認できる一番古い日付にすればいいんじゃないかと思うんだが。
例えば、日本書紀の一番初めとか。


あ、そうそう。
国史大辞典の1巻がとても安く売っていたので買ったんだけど
ちょっとじぶたれているねぇ。状態は「良」だったんだけど
全然良じゃないし。
まぁ、使うからいいか。
2巻も買いました。国史大辞典は全部そろえたいね。
やはり歴史をかじっている人間なら必需品だもんな。新品で買うと高いけど。