「フォース・カインド」を観た。
「フォース・カインド」を観にいった。
これは、主人公の精神科医のところへ不眠症の患者がやってきて
どうも何人も患者が寝ている間に何か起こったのが原因らしい。
で、その原因を突き止めるために、催眠療法を行うんだけど
記録用VTRに残っていたのは、常識では考えられない
衝撃の事実だった!
なんつって。
簡潔に言えば、アブダクションの話なんだけど
宇宙人が地球人に接近する場合、1段階はUFOが見えるだけ
2段階はなんらかの痕跡を残すだけ(『サイン』みたいな)
3段階で物理的な接触をするだけ
で、4段階目が拉致だろうというもの。
で、これは再現VTRと実際に撮影されたビデオの両方を交互に使うことで
よりリアリティが増すような手法を使っていて
しかも、実在の事件を基に制作したってあるので
どうもこの2つで信憑性は高く感じる人もいると思う。
俺個人の評価は、この映画はジェットコースターに乗っている映画だと思った。
つまり、本作は恐さよりも、驚きをウリにしている。
緊張感溢れるBGMもあいまって
どこでビックリが来るかって考えながら見てしまうのだ。
だから、かなり時間が経つのが早く感じた。
それに、ホームムービーの映像が極めてよかった。
ホームムービーで撮ると、あまり綺麗な絵は撮れなくて
人の顔とか、表情を伺うこととかって判別が難しいくらいの解像度であれば
人の顔、表情の画像が荒くなる。そのはっきり見えない顔が
大絶叫してみると、「ほんとにあった!呪いのビデオ」の完成である。
逆に、「rec」のように、取材クルーが使うようなカメラだと
はっきり見えて恐くない。だから「rec」は恐くはなかったのである。