白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

古川で宝島を発見したぞ!

今日は雪。かなり冷える。
えーと、神社にも行ったんだけどその件はまた後述。
今日の天気についてだが、仙台では0度といったところ。
ただし、北は‐3度だ。これが不思議なことに
大和・大衡あたりが、雪のラインとなっていて
これを超えると大雪。そして路面凍結と、酷い状態だった。
ただ仙台側は全然降ってないし、路面も乾いていた。
何はともあれ、生きて帰れたことは誠に幸運だったが
今季初の雪道に、おっかなびっくりだったのだ。


今日は神社に行った後、古川の某オフブックへ。
正直にいうと、講談社学術文庫高すぎ。資料価値は高いんだけど
文庫で1600円とか何事だよと。
その分、オフブック様だと500円で売ってる。話のわかるやつだ。
話はわかるが、本の価値はわかってないからそれくらいの価格なんだと思います。
とにかく、疲れた体でオフブック古川店に寄ったのさ。
路面凍結しまくってたから、おっかなびっくりだったけど。
その時の俺の感動ぶりといったらなかった。
この岩波文庫の充実振りは一体どうした!?
八文字屋書店と同じくらいの品揃えだった。本当にびっくりして
呆然としてしまったほどだ。『蜻蛉日記』『平家物語」の全巻、『和泉式部日記』『更級日記
堤中納言物語』『特命全権大使米欧回覧実記』の全巻、『韓非子1巻』『荘子』『易経
とかいろいろ欲しかったんだけども…欲しかったんだけども…!!!!
断念せざるを得なかった…。
あそこはとてもいいところだってのがわかったんで
また行きたい。


☆本日の衝動買い☆

ナポレオン・ミステリー (文春新書)

ナポレオン・ミステリー (文春新書)

ナポレオンといえば、フランスという国を軍事力の面で
かなり強大にした政治家だ。おかげさんで、それ以前のフランス革命の余燼が
一切なくなってしまった。
もちろん、そのあと失脚するわけだけど
本書では、エルバ島セントヘレナ島での生活や
ナポレオンの死因についてもミステリーがあるってことで
いろいろ述べられている。


暗黒日記―1942‐1945 (岩波文庫)

暗黒日記―1942‐1945 (岩波文庫)

著者は清沢洌といって、外交評論家。
国連を脱退した松岡洋右などを批判し、軍部独裁を糾弾したが
一方で、東条英機の働きぶりに感心するなど、極めてリベラルな人物だった。
その清沢が備忘録程度に書いていたのが、本書。
当時の政治情勢を観察する目はもちろん、庶民の生活ぶりが
事細かに書かれているのも面白く、後年歴史資料として
重宝されたのも納得である。


聖書小事典 (岩波ジュニア新書)

聖書小事典 (岩波ジュニア新書)

この著者だけど、東北大院修了で、しかも宮城学院大学の教授をされている。
つまり、仙台で活動している研究者だ。
東北大見てもそうだが、地元の人が少ない中で、こういう地元の研究者が
いるってのは本当に嬉しくなるね。


平家物語〈1〉 (岩波文庫)

平家物語〈1〉 (岩波文庫)

本書は軍記物として、文学界で広く知られているだけでなく
歴史学においても、重宝されている。
つまり、当時の風習とか決まりごとも書いてあるからね。
けどこれ…1巻しか買えなかった…全巻買えばよかった…。


荀子 下 (岩波文庫 青 208-2)

荀子 下 (岩波文庫 青 208-2)

荀子 上 (岩波文庫 青 208-1)

荀子 上 (岩波文庫 青 208-1)

荀子…買ったぞ。完全版を。
あと、孫子とか荘子とか老子もあったんだけど
涙を呑んで我慢した。
いずれ買う時もあろうよ。