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官の非違を糺し、社稷の保つを為さしめよ

民主党小沢一郎幹事長が12日、ソウルの国民大学で講演し
永住外国人地方参政権を来年通常国会に提出する方針を明言した。
また、平野博文官房長官が14日に来日する中国の習近平国家副主席と
天皇陛下との会見を特例として認めた。


この一連の流れについて、本当に驚いたし、憤慨している。
御上との会見は認められてもいいと思う。ただしルールは守るべきだ。
それも副主席なのだから、御上がお会いになる必要性はない。
こんなことは当然のことだと思うんだが、どうだろう。
鳩山内閣は、どうもこういう社稷を守るということを蔑ろにしている。
副主席と御上とどちらが大切かといって、それは明白ではないか。
なぜ、畏れ多くも御上の尊称を「陛下」とお呼び奉るのか。
それは日本には御上が君臨遊ばしているからに決まっている。
『栄華物語』にも「一天下をしろしめすべき君」とある通り、天下には唯一御上がおわして
『独断』にあるように「天子は天下を以って家と為す」のである。
であるからこそ、『日本書紀』において「帝位は鴻業の者、且つ民の父母なり」という。
即ち、皇室を一家として、国民を子として親は子の幸せを願い
子は親を敬い、助け合うのであって、これぞ忠と孝の道であるわけである。
この構造は、国家神道の大原則となっている。


然るに、鳩山内閣の一連の所業は何事であろうか。
鳩山家といえば、いやしくも鳩山一郎元首相から続く
廟堂の臣ではないか。であるならば、一体この逆心は何か。
俺は、確かに民主党に投票した。だが、それは外国人参政権マニフェストから
はずしたため、さらに議論が尽くされるはずであり
また、経済政策を最優先に行ってくれると信じていたためである。
だが、その経済政策を後回しにして外国人参政権を先とするのは不順である。
さらに、それを韓国国民に対する説明を先とするのもまた不順である。
そして外国政府に国内政策の約束をするのは、売国である。


御上は、畏れ多くも政治には何も仰せになれない。
ならば、官の非違を糺すのは民でなくてはならない。