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中堅会選挙観戦本部始末記

今日は、雨。やや涼しい。
雨は一日中降り続け、それこそまったく休みなく振り続けおった。
これには俺も困った。仕方なく中堅氏に傘を借りたんだが
それもあんまり役に立たなかった。


さて、今日は中堅会選挙観戦本部の観戦記録をお伝えしたい。
何となれば、この第45回衆議院議員選挙は昨日の夜から今日の未明まで
行われたのだから。
メンバーは政治部長の不肖ワタクシ。中堅、かえる氏だ。
さて、我々はまず新聞の立候補者一覧を壁に貼ったりする作業を行った。
もし当確が出た場合、その選挙区に与党と野党で色違いのシールを貼っていき
優勢劣勢をブロックにおいても即座に確認することができる仕組みだ。
基本的に、野党系の応援。与党でも要職にある候補者には注目区としている。
それは主に森元総理の石川2区だったり、太田昭宏公明党代表青木愛氏の東京12区
だったりした。
準備をしていると、石仮面氏がやってきてお土産をくれたが
結局何のお土産だったのかわからず仕舞いだった。何か聞いた気はするが。
石仮面氏は開票が始まる直前に帰っていった。
我らが一緒に見ていこうぜ!と誘っても、彼は車で来たので
「酒を飲んでいるのを見ると悲しくなる」
ということだった。確かに酒飲めないのはつらいw

開票が始まった20時。一気に当確が出まくって民主は数を伸ばしまくった。
圧勝の勢いというので、そこで我らは乾杯した後
群馬・北海道などの閣僚経験者などが落選したことが報じられるや
「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」と万歳三唱。
次々に当確が出る中で、シールを貼るのも全然追いつかなくて大変だったが
東日本と近畿の大部分で、民主がほぼ独占という非常事態。
若干引くくらいの状態が続いた。
開票も当確ラッシュも落ち着き始め、改めて一覧を見るとそこには
野党系当選を表す青のシールが一面に。真っ青だった。
ただ、四国・沖縄を除く九州・中国は自民が強いようだ。
それからも続く自公要人の落選。俺たちはとてもうまい酒を嗜んだ。
しかし、議席数が残り100を切ったあたりから、一気に開票の勢いが
遅くなっていく。小選挙区はあらかた出たので、比例区だろうが
しかし遅かった。そのため中堅氏は眠ってしまったし、俺も眠さが限界に達していた。
かえる氏は「ピロートークをしようぜー」と魅力的な提案をしていたが
いかんせん本当に眠かった。だから、その提案を泣く泣く見送って
雨の中帰宅したのだった。


結局、民主党は単独で307議席
いろいろとあるが、やはり歴史の変わり目にいたというのは感慨深い。
自民党が下野したのは93年に一回あるが、あれは日本新党社会党を中心とする
7党もの連立政権で、自民党は第一党の座を守ることができていた。
しかし今回、初めて自民は第二党に転落した。
まさか鳩山が総理になる日がこようとは…。まったく感慨深い。
新政権には課題山積だが、社民・国民との連立の中でどう取り組んでいくか
注視していくのがこれから国民に課された義務といえるだろう。
また今回、投票率が極めて高かった。
やはり、生活を変えてほしい!仕事がない!といった切実な願いが
その数になったんだろう。投票に行かない人ってのは消費税が50%とかに
なっても関係ないだろうと思うんだけど、ちゃっかり文句だけは言うんだよな。
彼らの「誰がなっても同じ」というのは、自分はバカっていってるのと同じだと思う。
誰を選ぶかによって増税されたり、或いは減税されたりする。
また何とか給付金がもらえるかもしれないし、政党によっては逆に払えって場合もある。
確実に自分の生活と直結するのが今回の選挙であるのに
それを放棄するってのはまったく理解できない。
学習性無気力とでもいうかな、それともフリーライダーかな。
バカげているのは確かだ。