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良き友との湯治・一日目

今日はくもり。やや暑い。
朝方、雨がやや降ったものの、やがて晴れ間が
見えるなど、除々に天気が良くなっていった。


さて、今日は湯治の旅へ出かける日だが
其の前に、親王殿下が現説で解説をなさる。
そういうわけで、俺は妃殿下を現場へお連れした。
現場は、宮城野区新田にある小鶴城跡。
今回の発掘調査は、宅地造成に伴う緊急調査で
調査区はさほど広くもない。
留守氏旧記によると、小鶴城は留守氏による境目の城で
すぐ西は国分氏の勢力下にある南目館が存在する。
今回の調査では、掘立建物跡が2基検出されたほか、永楽通宝などが
出土した。しかし、あまりに数が少なく、また流通量が極めて多いので
時代を絞り込むのは難しい。従って、時代を設定するには材料が少なかった
というのは、親王殿下のお言葉である。
親王殿下はというと、予想をはるかに上回る250人の城郭ファンや地元住民が
参加したため、さぞかし緊張している様子だったが
解説を始めると、水を得た魚のごとくしゃべりまくっていた。
親王殿下の父宮様、母宮様もおられたが、大変ご安堵のご様子であった。

これが3号建物。奥が1号、2号建物。


さてその後、中堅氏と合流してから山形へGO
途中で昼飯を食しつつ、東北道をひた走ること数十分。ちけぇw
ただ、我らの目的は米沢なので、そこから13号をひた走る。
山形はもはや第二の故郷なので、一々テンション上がるw
じゃあ、何で米沢に行くのかっていうと、親王殿下ご夫妻が行ったことがない
とのことだったからだ。そこで、我々がご案内をば買って出たというわけ。
ついでに天地人に沸く米沢の様子を見に行こうというわけだったのだ。
えーと、最初は高畠の浜田広介記念館へ。
浜田広介は、高畠の誇る大童話作家だ。
ここでは、浜田広介の作品「竜の目の涙」「泣いた赤鬼」が
スライド上映されているほか、手紙や写真などを通じて
そのツイてない生涯を紹介している。
記念館の隣には生家が復元されているが、江戸時代の民家かとびっくりした。
でも、畳だったんで、結構落ち着いたね。
それから、高畠ワイナリーへ。ここはもう何回来たかなんて覚えちゃいないが
とにかく何回も来ている。ここの「ももワイン」最強にうまかったぞ。


宿泊先は、米沢の小野川温泉でここは小規模ながらも温泉街の様相を呈している。

周りには共同浴場・足湯・飲用泉がたくさんある。
宿屋に至っては古いものも多くて、「千と千尋の神隠し」もかくやというほど
の情緒溢れる宿もあった。
その中で、豆腐屋があったんだが、そこで豆腐を使ったソフトクリームがある
ということで、中堅氏が購入。我々はワイナリーで食ったので満足していた。
で、中堅氏はソフトクリームを大層気に入ったらしく「また食いたい」と言っていた。
とにかく、温泉街は歩くのにとても良い。普段は絶対に見えないものが盛りだくさんだし
温泉街というものが、独自の雰囲気を醸し出している。それに浴衣で歩けるというのが
醍醐味で、夏祭りの開放感にも似たゆったりした時間を楽しむことができる。
ホテルに戻った俺たちは、お食事をいただいたが、これまたうまいものだった。
米沢牛の焼肉に、川魚の塩焼き、天ぷら、そばなど。ボリュームがあって
とてもおいしかった。

料理の数が多すぎて、写真に収め切れなかったが本当に最高だったね。


温泉は、硫黄泉だが蔵王よりも臭いは強くない。
ただ、結構熱いというのがあって長湯はできなかった。
飲用泉はホテルの浴場にもあって、コップ半分から一杯が適量って書いてあったが
塩辛い感じがあってか、なかなかそれは難しい。
それ以前に硫黄臭いんで、飲む気にはならないよなぁ。
ちなみに、ホテルの露天風呂は混浴だった。

……
誰もいなかったけどな!!!!


実は、今回は一つ大目的があって、それがモンハンの合宿。
菓子や酒は親王殿下が提供なさったものと、本日に買った
カントリーマァムとスモチを用意して始まった。

中堅氏のハンターランクを上げるべくキークエと思しきクエストを
受けまくったが、結局あげることができなかった。
しかし、ごろ寝で酒飲みながらモンハンやって、目が疲れたら温泉行って
ってのをやってたわけだから、贅沢この上ない所業であった。
またやりたいね!
温泉に行って、モンハンの疲れを癒した後、中堅氏はすぐ眠りに着いた。
残った我々は、ちょっと眠れなかった。
何か配管がうるさくて、水の音が常に響いていたんだよな。
それで、俺も本を読んでいたんだけど、いつの間にか眠っていた。