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ミスマッチを防げば失業率は改善する!

総務省が28日発表した労働力調査(速報)によると
7月の完全失業率(季節調整値)は、6月より0.3ポイント悪化して5.7%となり
調査開始の1953年4月以来、最悪となった。
さらに、厚生労働省が発表した有効求人倍率(季節調整値)も0.42倍で
3ヶ月連続で過去最低を記録した。


これについては誠に今の世代には申し訳ないとしかいいようがない。
大学で「将来はあんなことがしたい」「こんな人になりたい」と
期待と不安で社会に出てきても、仕事がないってんじゃどうしようもない。
それを何とかすべき政府も
民主党日教組が…」「まずは政権交代!」の繰り返し。
アホかこいつら、と憤懣やるかたない学生さんも多いと思う。
もちろん、この失業率の多さは、これまで非正規雇用だったのが
景気悪化であったり、派遣業法との問題で無職になっちまったということが多い。
当然、派遣の規制緩和を行った竹中さんは糾弾されてしかるべきだが
当の本人はパソナの会長に就任してしまった。
とにかく、問題は実は前々から言われているところの
求職者が「何をしたいのか」「何ができるのか」というものを
はっきりさせないとどうしようもないというもの。
かといって、じゃあ何か仕事を斡旋すると、すぐ辞めてしまうという
こういった仕事のミスマッチが極めて多い。
転職会社の書類も、会社によって多少の違いがあるだけで、ほとんど同じだ。
なぜ企業は、さらに多くの情報を集めようとしないのか。


例えば、最近の大きな買い物は何か?とか
    休日は何をする?とか趣味についての醍醐味とか。
或いは、企業の採用応募に「スポーツ好きで、サークルに参加している人」とか
    「mixiで参加者100人以上のコミュニティ3つ管理している人」とか
    細かい情報も集めていこう。だって、相手は人間なんだから。
    ミスマッチを減らすこと。その新しい方法が今、企業と求職者に問われている。