■
あれ、すっかりうpしたと思ったのに消えてるぞ。
しょうがないから書き直そう。
えーと。今日は1日中缶詰で原稿を書いていた。
こういう時に進まないで、部屋の片付けとかはかどる
とか言うてる人いてるけども
そんなことはない。部屋の片付けもはかどらない。
この本の山のせいなのは明白な事実だが
こういうのをポカンと見ながら
思うことがある。
磐梯山の脇の別荘地あたり(桧原湖とかあるとこ)
に洋館でも建てて、そこを何人かでシェアして
部屋を何等分かして、装飾も別々にして、サロンみたいのも作って
文学から時事問題に至るまでをのんびりと語り合う場所を作りたい。
夏目漱石の「我輩は猫である」みたいに
越智東風とか、苦沙味先生みたいな人々が何の目的もなく
トチメンボーだの、世界で一番長い人名だの
どうでもいいことを語り合う姿はとてものどかでいいものだ。
名前は何がいいかな。
磐梯倶楽部とか、芦名会館とかかな。
外観はちょうど、三井倶楽部みたいなやつがいいね。
旧帝国ホテルとか。ああいうコンパクトだけど大正モダン建築がいい。
2階にベランダを作って、晴れた日にはそこに椅子を出してきて
座りながら、「誰がために鐘はなる」を読み出すのだ。
テーブルには、熱い茶が用意されていて
今の時期は冷えるからブランケットをかけながら
文字を追うのにくたびれた頃に目を離すと、ゆっくりと流れる雲が
磐梯山の方へ流れていくのを見やるのさ。
それから、ダイニングの方へ行くと、久々に新潟からあいつがやってきていて
昔話を始める。
なんとも人とは変わり行くものであることよな。