白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

国連安保理で難航していた対北朝鮮への対応だが
議長声明で落着したようだ。議長声明は、安保理決議の次に
重要視されるものだが、法的に拘束力はない。
日本は国連決議を主張したが、中国が一番下のプレス声明を主張。
両国が対立していたが、中国が議長声明でも良いと譲歩し
アメリカも同調し始めたため、日本も議長声明で妥協した形。
文言には北朝鮮のミサイル発射を非難と明記された。


しかしこれ、中国に一本取られたな。
中国で物を買うとき、最初相手は高い値段をふっかける。
それから段々値段を下げていくんだが
これと同じように、中国は最初に一番下のプレス声明から主張したのではないか。
だが、どう考えてもプレス声明ではアメリカやフランスが応じるわけない。
しかも他の非常任理異国は、ほとんど親日国家ときた。
もし最初から議長声明を主張していれば、アメリカも日本も
面子があるから、到底受け入れることはない。
そもそも中国が北朝鮮を制御できていれば発射しなかったんじゃね
という声が大きくなる前に、中国が譲歩する的な形で議長声明へ。
それでアメリカの顔を立てて、しかも中国は何も損をしないどころか
強硬な文言を加えることで、逆に中国は北朝鮮を何の後押しもしていない
というアピールにも繋がる。
北朝鮮には、中国が庇ってやったから議長声明で済んだんだぞ、感謝しなさいよね!
と言っておけば問題ないわけだ。
などと、推測だけで書いてしまったんだが
何となく辻褄が合うような気がするんだけど。