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東証一部上場の半導体製造大手・NECトーキン?(本社仙台市太白区)が
106億円の債務超過となり、そのため岩手・栃木・兵庫の事業所を閉鎖。
従業員も約9000人を削減。さらにNECに対して380億円の第三者割当を実施し
NECの完全子会社となる方針を固めた。
債務超過となれば、東証上場廃止基準に従って東証二部に指定替えとなるが
NECの完全子会社となれば、上場自体が廃止となる。
NECトーキンは1938年に東北大の研究を事業化するために東北金属工業を創業したのが
始まりで、以降みやぎ工業会などの要職を務め、地元の産業をリードしてきた。
売上げ高も、09年度は東北で七十七銀行に次ぐ第15位と、東北トップの企業が
がけっぷちに立たされたことで、地元の産業にも悪影響を与えることは避けられない。