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以前、俺がホールドしていたパシフィックホールディングスだが
去年、中柏ジャパンが仲介して中国の不動産会社10社から計470億円の
出資があるとのことで、何連かS高して祭りとなったもんだが
その出資話はなかったことにされたことが明らかとなった。
同社はその原因を払い込み期日までに中国政府の認可を得ることができなかったため
としているが
そのためにパシ社は574億円の特別損失を計上した。
それが原因となって決算短信では730億円の純損失。経常利益も160億円の赤字となり
債務超過の状態となった。そのため、東証2部へ指定替えされると共に
・継続企業の前提への疑義（ゴーイングコンサーン）
・財務制限抵触による571億円の借入金一括返済の請求の恐れ
・監査意見不表明
この３連コンボが発生。
ちなみに監査意見が出ないとはどういうことかというと
監査役は企業の財務状況や事業を監査する立場にあるが
財務諸表に問題がない場合「間違いがないことをうんたら」というて出す。
ところが、パシ社の場合、適正に財務を計算しているのかもわからんし
今後どうなるかもわからんので、うちとしてはこの財務諸表が正しいかどうか
意見を出すことはできない。
そういうことなんだよ。ちなみに、この不表明をぶちまけたのは
監査法人トーマツ。あの鬼の監査法人。
そして･･･ちなみにパシ社には…資産が…148億しかない…！！