白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

イスラエルハマスが支配するガザ地区に地上部隊を侵攻させた。
メディアを見ると、ハマスが悪い、イスラエルが悪い
とにかく戦争を止めさせよう。
そんな話が目に付く。戦争を止めさせることについては当然のことだが
どいつが悪いかなんてのは明らかだ。
そう、イギリス。
筋金入りの侵略国家だった大英帝国様は20世紀の半ばくらいまではパレスチナを領有していた。
そんで忌々しいことに
パレスチナにはフサイン・マクマホン協定を、ユダヤ人にはバルフォア宣言
フランスにはサイクス=ピコ条約を、それぞれ締結するなり宣言するなりして
何かもう何枚舌だ?それくらいの嘘八百を並べ立てて
植民地相のあの葉巻野郎チャーチル
パレスチナの地は旧約聖書にあるように乳と蜜が流れる土地になるであろう」
なんてのたまっていたが、実際どうだったか。
ナチの迫害を逃れたユダヤ人は一目散にパレスチナを目指した。
まさにユダヤ人にとってはパレスチナこそが約束の地だったからだ。
ところが、パレスチナはアラブ人が既にいて、ユダヤ人が増えることで
彼らの勢力が強くなることを恐れた。
パレスチナを統治していたイギリスは、ユダヤ難民のパレスチナ入植を制限した。
ところが、その英国の水際作戦も奏功せず、ユダヤ人は増える一方。
アラブ人とユダヤ人の対立も深まる一方で、アラブ人はこうなったのも英国のせいだ!
と言い出した。そりゃーそうだと同意したくもなる。
そんなこんなで、怒りの矛先はいろいろ失敗し続けた英国へ。
英国は事態を収拾できずに、あろうことかパレスチナ統治を放棄。
1947年1月、英国は国連にパレスチナ問題の解決を依頼するとした。
同年11月、国連でパレスチナ分割案の採決が行われたが
英国はこれに棄権。もう知らないよ、うちはかんけーないよと、こういうことだ。
だがアラブ人は納得できるわけがない。
そうやって半世紀ほど両民族は憎しみあっているわけだ。