白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日は晴れ、やや冷える。
何だか今日は意外とそれほど冷えなかったかな。
それとも、暖房をつけているからかな?


さて、なぜか今日は戦争に関する番組がかなりあったな。
といってもTBSだけど。
それにしても今かぁ、と思ってしまう。
終戦記念日にやりゃいいものを、何でこの日にやるんだい?とね。
しかし、この番組も間違い多いなぁ。
日本の中国における勢力の広まりを示した中に
台湾があったけど、台湾は1895年にはすでに日本の領土だったよ。


統帥権は曲者だよなぁ。
天皇は陸海軍を総攬す、これが曲者だった。
保坂さんが番組できちんと「君臨すれども統治せず」の原則だったと
仰っておられて、少し安心したが
そうでなければ「天皇がダメだと言えばよくね?」というのが増えただろう。
まぁもともとこの概念は英国からやってきたんですけどね。
実はこの原則は実にシンプルな方法で
英国のハノーヴァー朝が出来た時に
国王がドイツ人だったので英語が通じなかった。
そんで内閣が全部やりますから、国王は黙って承認すりゃいいから
そういうのができた。で、実はそれが立憲君主制の理想系だとわかった。
昭和天皇は、英国に留学した際にこの立憲君主制の概念に感嘆して
以来、政治には口出ししないように気をつけていたのだという。


まぁ細かい間違いは多いけれども
政治家や軍人の功罪ではなくて
人物に焦点を当てたのは正解だと思うね。
問題はその人がどういう人物だったか?だからね。
今の教育では、その人の性格や家庭までは習うことはない。
だから、東条英機がどういう人だったかとか
近衛文麿がどんな人だったか、というのはとても重要なことだ。
それによって本当にこの人が悪いと言えるのだろうか
そこから疑問を持って、細かいことを考えるきっかけになれば
正しい歴史を勉強できると思うよ。