白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

今日は晴れ、やや冷える。
さて、今日は午前中かなり晴れたので
結構な日だったが、夕方になるとみぞれが降ってきた。
完全に雪だったらいささか困った事態になっていただろう。


今日は、年賀状に使うべく牧場に牛を撮影にでかけた。
本当なら蔵王とか栗原に観光牧場があるんだけど
蔵王はエコーラインが冬季封鎖で使えないし
栗原は地震で観光牧場どころじゃない。
岩出山県営牧場に牛を避難させているところだから
これは困った…と思っていたら
近場に普通の牧場があった。そんで電話して見学させてほしいと
言うたらば、快く引き受けてくだすったので
Hermit氏と出かけたのだった。
実際牧場にはすぐ着いた。市内にまさかこんな牧場があるとは…!
もちろん、牛独特のメタンガスの臭いは強烈だが
「地球に生まれてよかったーーー!!!」と織田裕二じゃないがそう思うところだ。
牛どもは、よく食うし、よく出す。
人懐っこいのは、ここだけなのだろうかね。
近づくと寝そべってたのも起き上がって近づいてくる。
何を期待しているんだか、と思って牧場主の方とお話などしていると
舐めまくる。俺のカバンは舐められまくって後でファブリーズが必要だったが
この牧場ではホルスタイン約90頭いて、年間500トンの牛乳を生産しているが
飼料代の高騰と、牛乳の生産調整でやっていけないのだそうだ。
だから、稲作も兼業でやっている。そうすると飼料米も自分とこで
生産できるしね。
問題なのは後継者。酪農をやりたい人がいれば…というが
そのためには、酪農・農業といった第一次産業の地位向上が必要だ。
補助金を出すとか、対症療法的なものでなく、根本的な意識の問題。
昔は農家っていうとそれはもう儲かってウハウハだったはずだろう。
つまり、地産地消をもっと強化すれば、内需が上がり
消費が増えることで、農家の方々への需要も増えるはずだ。
今、エコファーマー認定制度なんてのがあるが、それよりももっと
根本的な問題に…
あれ?俺何だかやたら勉強して帰ってきたように書いているが
動機はもっと簡単だったはずだな…何しに行ったんだ?

めんこいベコだべ?



ちなみにHermit氏。
牛にいろいろなところを舐められて
車内に戻った途端、異臭が車内に充満。
俺にくせえくせえ言われて、途中で買ったファブリーズで
消臭殺菌をするハメになった。
しかもファブリーズで服とかカバンとかがびしょびしょになって
ドアに掛けて干しながら、日向ぼっこと相成った。