白雉日報社公式ブログ

日本第一党東北地方の何でも屋さん。

「ブリッジ」を見た。これはサンフランシスコにある
ゴールデンゲートブリッジが、実は自殺の名所でもあること
04年には24人が自殺をしている。
そして、なぜ彼らは自殺するのか、遺された遺族はどう思うのか
そういったタブーに挑戦している、実に画期的なドキュメンタリーだ。
定点カメラで、自殺の瞬間など写っていて衝撃的だが
彼らは、例えばプロザックを飲んで何も考えなくなってノリで
自殺したわけではなくて、自分が嫌いになったり、自分に絶望して
自殺に至るということだ。
つまり彼らは、とても真面目。ただ、いろいろなことを凄く気にかけて
一般人みたく、笑い飛ばすことができないのだ。
例えば笑っているように見えて、実は凄く傷ついていたり
まぁそういうのを隠さない人もいるけどね。
しかし、遺族はとても辛い。
本人は自殺しちまえばそれでおしまいだが、遺族はその事実を
受け入れてこれからも生きていかなきゃいけない。
ある人が自殺をしたいと言った友人に投げかけた言葉
「お前が死ねばお前の分まで俺の人生がめちゃくちゃになるぞ」
これは凄く深い。こういう友人を持って幸せだと思うべきだ。
そして、そういうヤツを悲しませちゃいけない。
自殺はあまりにも自分勝手だ。自殺をする人の気持ちはわかるし
ご冥福を祈りたいが、一番やってはいけないことだ。